京都市中京区に位置する京扇子の老舗、白竹堂が主催する「邂逅(かいこう) 7人のアーティストによる扇面展」が、2025年7月11日よりスタートします。この展示会は、偶然の出会いや運命的な対面を意味する「邂逅」をテーマに、選りすぐりの7人のアーティストが参加し、扇面に描かれた作品を通じて各々の個性と感性を表現します。
「邂逅」は、ただのアート展示ではありません。歴史ある扇子という日本の伝統美術形式を、現代の視点から再解釈することで、革新的かつ魅力的な作品が生み出されています。参加アーティストは、天野弓彦、天野喜孝、岩谷晃太、小林元、新川洋司、高田明美、高盛大輔の7名です。この方々は各々のスタイルやバックグラウンドをもって、扇面に息を吹き込むとともに、日本文化の新しい風を感じさせてくれます。
展示は、2025年7月11日から9月10日までの間(午前11時~午後6時、定休日なし)で、白竹堂の綾扇 祇園花見小路店 2Fにて行われます。入場料は無料なので、多くの方に気軽に立ち寄っていただける機会となっています。また、期間中限定で、展示アートにインスパイアされた扇子も販売予定です。
白竹堂は1718年に創業以来、伝統的な技術を守り続けながら、新しい形のアートや商品開発にも挑んでいます。「邂逅」は、そうした挑戦の一環でもあり、地域を代表するアートイベントとして注目を集めています。
この機会に、京扇子の美とアートの新しい融合を体験してみてはいかがでしょうか。文化と芸術が交差する場所で、アーティストたちの情熱と創造性に触れてみる特別な時間が待っています。皆様の訪問を心よりお待ちしております。