インターン選びの変化
2026-08-31 10:27:58

2027年度卒業生のインターン選びが示す企業選択の変化とは

2027年度卒業生のインターン選びが示す企業選択の変化とは



2027年卒採用が徐々に終盤を迎えている中、株式会社学情が行ったアンケート調査の結果が注目を集めています。この調査では、学生の企業選びに関する意識の変化が浮き彫りになっており、特にインターン選びの基準や就職先決定理由に新たなトレンドが見受けられます。

インターン選びの基準の変化



学生が応募したインターンシップやオープン・カンパニーを選ぶ際の基準として、最も多くの支持を集めたのは「志望業界」で、52.1%がこの選択肢を選びました。前年と変わらずの結果ですが、注目すべきは「その後の選考が有利になりそう」という基準が急激に伸び、順位を4位に押し上げたことです。これにより、学生はインターンシップを企業研究や仕事体験の場としてだけでなく、実際の選考に結びつく「入り口」として重要視する傾向が強まっていることが示されています。

一方、前年は第2位だった「内容が面白そう」という基準は、急落して第5位に転落しました。このことは、学生の関心が単なる体験や楽しさから、実際に就職に役立つ要素へとシフトしていることの表れであると言えます。

安定性の重要性



調査では、企業に魅力を感じる要素として確認されたのは、「安定していそうな企業」が63.7%で最も多く、これは前年に比べて7.3ポイントの上昇を見せました。5年前以来の現象で、国際情勢や経済の不安が影響を与えていることが伺えます。

「休日・休暇がしっかり取れる企業」は54.1%で2位となりましたが、8.6ポイントの減少を示しています。また、「給料が高い」とされた企業は51.4%で変わらずの位置を保っていますが、この部分でも安定を重視する傾向が強まっていることが見受けられます。

これらのデータから、現在の学生たちが安定性を求める姿勢が強く、より安心して働ける環境を重視していることが分かります。このような背景から、今後の採用活動においても安定性の確保が重要なポイントとなるでしょう。

就職先決定理由の変貌



就職先を決定した学生に対する調査では、「事業内容」が20.4%と最も多くの支持を集め、最も重視される要素として浮上しました。また、「人(人事や社員の人柄や雰囲気)」や「携わる仕事内容」が続く結果に。従来の条件面(勤務時間や福利厚生など)の重要度が減少し、特に「給料」が12.3%も減少したことは、企業の安定性や働く環境に対する関心が高まっていることを示しています。

これまで以上に安定した企業で働くことが求められ、最終的には事業や人、実際に携わる仕事内容に重きを置く学生が増加していると考えられます。最初は安定性や条件を考慮しつつ、最終的には実質的な労働環境を重視する学生の姿勢が明らかになった調査結果は、企業側でも重要な教訓となるでしょう。

まとめ



今回の調査結果は、2027年卒の学生たちがどのように企業選びを行っているかを示す貴重なデータとなっています。企業側は、今後の採用活動に向けて安定性や魅力的な事業内容、社員の職場環境に注力することが求められます。学生たちの価値観が変わりつつある中、企業側も柔軟に対応していく必要があるでしょう。今後の卒業生の動向がどのように進化していくのか、引き続き注目していきたいところです。


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