日露関係を示す貴重な写真展が東京で開催
東京ミッドタウン日比谷にて、特別な写真展「日露関係 写真でみる歴史」が9月14日から23日まで開催されます。この展示では、日本とロシアの近現代史における交流を約80点の貴重な写真を通じて紹介し、多くの人々に両国の関係の魅力を伝えます。
この写真展は、2018年と2019年に実施された「ロシアにおける日本年」及び「日本におけるロシア年」、いわゆる日露交流年に関連するイベントの一環です。展示内容は「出会い」「対立・協調・戦争」「交流の発展」という三章に分かれており、鎖国時代から近代に至るまでの国民同士の交流の歴史を明らかにしています。
展示の特徴
まず、「出会い」では、日本とロシアの初接触の瞬間を捉えた写真が展示され、両国の文化がどのように交わり、異文化理解が進んだのかを表現しています。「対立・協調・戦争」では、歴史的な背景や両国間の緊張を映す写真が並び、相互の理解を教訓としてどう生かすべきかを考えさせる内容です。また、最後の「交流の発展」では、両国がどのように関係を築いてきたのかを示す瞬間が数多く展示されています。
更に、写真展では映像や解説パネルも用意されており、日露交流年における幅広い分野での交流とその成果についても視覚的に体験することができます。これは、日本とロシアの未来を見つめ直す貴重な機会となるでしょう。
開催概要
- - タイトル: 日露関係 写真でみる歴史
- - 期間: 2019年9月14日(土)~9月23日(月祝)11:00~21:00
- - 場所: 東京ミッドタウン日比谷1階アトリウム
- - 主催: 外務省
- - 協力: 共同通信社、東京大学史料編纂所、外交史料館など
- - 監修: 波多野澄雄(筑波大学名誉教授)、保谷 徹(東京大学史料編纂所長)など
このイベントの開催は、両国の更なる理解と友好を深めることを目的としており、訪れる人々にとっても貴重な体験となることでしょう。日本とロシアとの関係がどのようにして現代に至ったのか、その軌跡を学ぶ絶好の機会です。
この展示は、両国の歴史を深く理解するためのきっかけとなり、未来への新しい視点をもたらしてくれることでしょう。皆様のご来場をお待ちしております!