新潟で運行中！子どもたちの未来の海へのメッセージバス

新潟で運行されるユニークなバス

新潟市と佐渡市にて、子どもたちが描く「未来の海へのメッセージ」を掲出した路線バスが運行を開始しました。このプロジェクトは、一般社団法人海と日本プロジェクトin新潟実行委員会が新潟交通株式会社と連携し、地元の小学5、6年生が参加した体験学習「新潟の海を守り隊！」の成果として実現したものです。

未来の海を考える体験学習

2024年7月、佐渡を舞台に行われたこのイベントでは、子どもたちが日本海の歴史や現状の環境問題について学び、未来の海について真剣に考える機会となりました。参加者たちは、学びの過程での気づきを基に、海を守るために自分たちができることを話し合い、メッセージやイラストとして表現しました。

バスのスペックと運行情報

運行されるバスは合計50台で、佐渡市の佐和田線や新潟市内の入船線、西部線を巡る予定です。各バスには車外に大型ステッカー、車内にはB3ポスターが掲出され、目を引く存在感を放っています。運行期間は2024年12月25日から2025年2月28日までの予定で、地域の人々にメッセージを届けます。

プロジェクトの意義

この取り組みは、次世代に美しく豊かな海を引き継ぐことを目的としており、「日本財団海と日本プロジェクト」の一環として推進されています。このプロジェクトでは、海に対する理解を深めることで、地域の人々が一緒になって海を守る意識を高めようとしています。

プロジェクトに参加した子どもたちのメッセージは、ただの言葉ではなく、彼らが実際に体験を通じて学んだことの象徴です。「未来の海」を考えることで、海への感謝や敬意が育まれ、その思いがバスを通じて広がっていくことを願っています。