島根県が未来を担う若者を育成するため、2022年度よりスタートした「しまね未来共創チャレンジ事業(通称:みらチャレ)」が、今年度も本格的に始動しました。
みらチャレは、島根県内の高校生が身近な社会課題やテーマに対し、「やってみたいプロジェクト」を立案し、その活動資金として最大10万円の支援を受けることができるプログラムです。さらに、経営者や専門家からのアドバイス、社会人や大学生からのサポートも受けながら、半年間かけてプロジェクトを形にしていくチャレンジを支援します。
2024年7月27日(土)~28日(日)には、「みらチャレ スタートアップDAY」が開催され、16プロジェクト約40名の高校生が参加しました。2日間にわたるイベントでは、プロジェクトのブラッシュアップや共創サポーターに向けたプレゼンテーションが行われました。
プレゼン内容は多岐にわたり、地域活性化、環境問題、教育、福祉など、高校生たちが真剣に社会課題と向き合っている様子が伝わってきました。参加した高校生たちは、自分たちのアイデアを形にするために、熱意を持ってプレゼンに取り組んでいました。
みらチャレでは、単に資金提供を行うだけでなく、高校生たちが社会課題解決に向けて主体的に行動し、リーダーシップや協調性、問題解決能力を育むことを目的としています。活動を通して、高校生たちは社会貢献の意識を高め、将来社会を担うリーダーへと成長していくことが期待されています。
みらチャレは、島根県が若者の力を信じ、未来への投資を行う取り組みとして、注目されています。今後、高校生たちの挑戦がどのように社会に貢献していくのか、その展開に期待がかかります。