長尾広美氏初の個展「記憶の余韻」開催のご案内
「健康で幸福な生活」を意味するウェルビーイングとアートの関係性を探るシンクネイチャー©・アーツ&デザインが、曼荼羅アーティスト長尾広美氏の個展を東京都渋谷区の神宮前ギャラリーで開催します。この展覧会は、アーティスト自身の初の個展であり、約30点の作品を展示する特別な機会となります。
展覧会の見どころ
長尾氏の作品は、歯科医師としての技術と集中力を駆使して生み出された精緻なものです。彼の作品には、宇宙観や生命観が色濃く表現されており、現代の生活に自然に溶け込む「曼荼羅アート」として多くの支持を受けています。
本展では、長尾氏独自の2つのラインナップ、「粒曼荼羅®」および「地曼荼羅」を展示します。「粒曼荼羅®」は、極細のジェルインクで描いた幾何学的な形状に、数百から千個のスワロフスキービーズを貼り付けた作品です。その美しさはまるで宝石のようで、観る者を魅了します。一方、「地曼荼羅」は、形状やシンボルの力を強調した作品群で、天と地をテーマにした壮大な概念を表現しています。
シンクネイチャー©サウンドアート「シリウス」
展覧会の会場では、長尾氏の作品とともに、「シンクネイチャー©サウンドアート『シリウス』」も体験できます。このサウンドアートは、フランスの恒星シリウスの光のデータを音に変換し、穏やかな環境音と美しいビジュアルを融合させた作品です。訪れる皆さんは、静寂の中で作品を楽しみ、心の安らぎを体験できることでしょう。
展覧会概要
- - 会期: 2020年10月31日(土)〜11月3日(火・祝)
午前11時〜19時(最終日は17時まで)
- - 会場: 神宮前ギャラリー(渋谷区神宮前4-6-11 1F)
アクセス: 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅A2出口から徒歩5分
この展覧会は、全日作家が在廊し、直接作品について語ってくださる貴重な機会でもあります。長尾氏の世界観に触れ、彼の手から生まれる曼荼羅アートをぜひ味わってみてください。
アーティスト略歴
長尾広美氏は、1964年に東京で生まれ、1992年に鶴見大学大学院歯学研究科博士課程を修了。その後、都内クリニックでの勤務を経て2005年に自身の医院を開業しました。アートと医療とを融合させる独自の方法を探求し続け、2013年からジェルインクで描く曼荼羅アートに取り組み始めました。彼の作風は、医療者ならではの視点から生命観を表現し、多くのファンの心をつかんでいます。
最後に
長尾氏の作品を通じて、私たちの心の中に宿る小宇宙が引き出され、自然のリズムを感じることができるでしょう。ぜひ、渋谷の神宮前ギャラリーでの特別な体験をお楽しみください。
お問い合わせは、神宮前ギャラリーまでどうぞ。