株式会社エー・アール・シーとNashaTechの戦略的パートナーシップ
2024年3月28日、
株式会社エー・アール・シーがモンゴルの
NashaTech LLC.に出資し、戦略的パートナーシップ契約を結びました。調印式は、モンゴルの教育機関である
モンゴル工業技術大学付属モンゴルコーセン技術カレッジ、
モンゴル国立科学技術大学コーセン技術カレッジ、及び
新モンゴル技術カレッジの立ち会いのもと、NashaTech社の本社で行われました。
日本国内でICTに特化した人材育成プログラムの展開を進めているエー・アール・シーは、モンゴルの教育機関との産学連携を通じて、現地での教育カリキュラムの提供や講義の実施にも乗り出します。特に、NashaTech社のCEOである
Chinbat Chindegsuren氏は、モンゴル工業技術大学の理事を兼務しており、その豊富な留学経験を基にモンゴルのICT人材育成を推進しています。
NashaTechの強みと技術の融合
NashaTechは、AIや機械学習技術に強みを持ち、特にディープラーニングを用いた高度なソリューション開発での実績があります。また、エー・アール・シーの得意とするネットワーク技術やクラウド、セキュリティ技術と相まって、両社は強力なシナジーを生み出すことが期待されています。共に新規事業の創出に努め、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、持続可能な経済社会の発展を目指します。
Nasha Techの背景と活動
Nasha Techは設立から7年間、日本企業に対してDevOpsやMLOps、Webデザインの専門知識を活かしたサービスを提供しています。AI技術による画像認識、OCR、動画認識を活用し、クラウドプラットフォームの開発にも取り組んでいます。モンゴルの国情を踏まえつつ、適応力を活かしたサービス展開を行っています。
エー・アール・シーの企業概要
エー・アール・シーは、1980年に設立された企業で、200,000人以上の認証保有者を擁する最大のオープンソース認証機関である
Linux Professional Institute(LPI)のプラチナトレーニングパートナーとしても知られています。また、教育機関や企業向けに幅広い研修事業を展開しています。
未来に向けた展望
エー・アール・シーの出資により、NashaTechは新たな成長機会を得ると共に、モンゴルにおけるICT人材の育成がさらに進むことが見込まれています。両社は今後も協力し合い、持続可能なビジネスモデルを築くことで、未来の市場でも競争力を発揮していくことでしょう。新たな時代に挑む両社の動きには、今後も目が離せません。