カルビーの新たな挑戦:Linyの導入によるLINE施策の内製化
日本のスナック菓子業界で名高いカルビー株式会社が、CRMプラットフォーム「Liny」を導入し、LINE施策を自社主導で行える体制づくりに成功した事例を紹介します。これにより、顧客との接点を深め、リアルタイムでの情報発信が可能になりました。
課題を乗り越えた新たな挑戦
Liny導入前、カルビーはLINE公式アカウントを通じて新商品や地域限定商品、イベント情報を発信していましたが、課題も多く抱えていました。配信の度に代理店やベンダーとの打ち合わせが必要で、企画から実施まで約1カ月の時間を要していたのです。その結果、月に1〜2回の配信頻度では、タイムリーな情報提供ができず、顧客満足度の向上もままなりませんでした。
このような現状を打破するため、カルビーはLinyを導入し、社内での配信やキャンペーン実施の環境を整えました。これにより、顧客データを一元的に蓄積し、効率的なマーケティングが可能となったのです。
パーソナライズされた顧客体験の実現
Linyを活用することで、カルビーは友だち追加時に自動送信するアンケートを通じて顧客の属性や関心を把握し、それに基づいた情報提供を行っています。このプロセスにより、顧客一人ひとりに対してパーソナライズされたコミュニケーションを実現し、顧客の興味を引くコンテンツを提供しています。さらに、毎月実施するキャンペーンでは、参加者の回答数に応じてリッチメニューのキャラクターや特典が変化する仕組みを採用し、楽しみながらの継続的な参加を促しています。
効果的な運用で大きな成果を上げる
Liny導入後、カルビーは開封率やクリック率を大幅に向上させることに成功しました。通知欄に表示される文言の改善やメッセージのデザイン変更を行った結果、開封率は約1.8倍、クリック率も2倍に達しました。また、参加型コンテンツを導入したことで、1日あたりのアンケート回答数は約2.8倍に増加しました。これにより、他部署や営業支店へのLINE活用の提案が容易になり、会社全体でのデジタルマーケティングの推進が進んでいます。
担当者のコメント
カルビー株式会社 広報担当の伊藤奈美子氏は「Linyの導入により、キャンペーンを迅速に実施でき、配信までの流れが見える化されました。お客様とのコミュニケーションを重視し、社内への提案にも積極的に取り組めるようになったと感じています。」と述べています。
Linyの特徴と展望
LinyはLINE公式アカウントの機能に加え、セグメント配信や顧客管理、自動応答、流入経路分析など、多彩な機能を兼ね備えたCRMプラットフォームです。これにより、ユーザーの行動や嗜好に応じた1対1のマーケティングが実現可能です。
Linyを活用した様々なケーススタディが増える中で、今後も企業の顧客とリアルタイムでのコミュニケーションの重要性が増すことが予想されます。カルビーの事例は、その先駆けとして、他企業にとっても大いに参考になるでしょう。
企業概要
ソーシャルデータバンク株式会社は「人とテクノロジーの力で、可能性をひらく」という理念のもと、LinyやLステップ、採用管理ツールなど、様々なマーケティング・採用効率化のクラウドサービスを提供しています。LINE公式アカウントを用いた企業の業務効率化支援においても高く評価されています。今後も多くの企業がLinyを通じて顧客とのコミュニケーション強化に取り組むことが期待されます。