VPJ、CIERTOとBoxの連携による新たなコンテンツ制作環境
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(VPJ)は、同社が開発したデジタルアセット管理システム「CIERTO」とクラウドストレージサービス「Box」との相互連携機能を実装しました。これにより、大容量コンテンツのアーカイブが強化され、制作プロセスがより効率的に行えるようになります。
CIERTOとBoxの新たな機能
CIERTOは2016年にリリースされ、メディアや広告制作、SNS、ECサイトなどの幅広い業界で導入が進んだデジタルアセット管理システムです。新たに実現されたCIERTOとBoxの連携により、データのレストアとアーカイブが可能になりました。この機能によって、コンテンツ制作の流れが一層スムーズになります。
データ転送の流れ
この連携では、BoxからCIERTOへ、あるいはCIERTOからBoxへのデータ転送が簡単に行えます。具体的には、CIERTOの画面上でBoxにログインし、必要なデータを選択することで、迅速に転送できます。例えば、制作に必要なデータをBoxからCIERTOに取り込み、その後、制作が終わったデータをCIERTOからBoxへアーカイブすることが可能です。
生産性の向上
CIERTOは、制作進行中のデータから完成品まで一元管理できるため、多様な媒体を効率よく扱えます。利用頻度が低下するデータは、 CIERO内で保持するのではなく、より長期的な管理を考えたBoxへ適切にアーカイブ可能です。このことで、制作チームは必要な時に迅速にデータを引き出し、活用することができます。
CIERTOの特長
CIERTOは、デジタルアセット管理と商品情報管理を統合したデジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションです。企業の広報や営業活動に関わるすべての情報をクラウド上で管理し、関係者がオンラインで制作工程を進めることができるのが特徴です。これにより、制作プロセスの生産性の向上と、リモートワークの実現が可能となります。
受賞歴もある信頼性
CIERTOは、日本国内での成果と先進性が評価され、総務省が支援する「ASPICクラウドアワード2019」で総合グランプリを受賞しました。また、2022年には「APAC CIO Outlook」にて「2022年DAMソリューションプロバイダTOP10」に選ばれるなど、その信頼性は高まっています。
まとめ
これらの新機能により、株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは制作現場の生産性と効率性をさらに向上させることを目指しています。CIERTOとBoxの相互連携は、将来的に企業のコンテンツ制作プロセスを一新することでしょう。今後も、VPJは最先端の技術を基に、クライアントのニーズに応えるソリューションを提供していくことでしょう。