HRアワード2024が決定!
毎年注目されている人事関連のアワード、「HRアワード」。本年度も、多くの企業や書籍がその質の高い取り組みにより、厳選な審査の結果、評価されました。今年のアワードには404件もの応募があり、40社が入賞。その中から最優秀賞と優秀賞に輝いた14件の受賞者をご紹介します。
当然、受賞企業や書籍は、その取り組みが独自性や革新性をもっており、多くの人事パーソンの参考となることを目指しています。複数の選考基準をクリアした受賞者の取り組みは、今後の人材育成や組織開発にとっても貴重なノウハウをもたらします。
受賞企業一覧
企業人事部門
「みんなで学ぶ!旭化成の『新卒学部』」
自主的な学習を通じて、キャリアへの不安を解消し、組織変革を実現しています。
- - 優秀賞: パナソニック インダストリー株式会社
参加率が1%から50%に跳ね上がる効果を持った「MAKE HAPPYプロジェクト」。
1,750名の人生の転機を支える「復職サポートプログラム」を実施。
パナソニックホールディングス株式会社 制度の開発に寄与。
書籍部門
- - 最優秀賞: 『なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか』
著者: 古屋 星斗 。人材育成の具体的な科学が解説されています。
- - 優秀賞: 『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』
著者: 今井 むつみ 。認知科学に基づくコミュニケーションの本質。
プロフェッショナル部門
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最優秀賞: 株式会社ABABA
スカウトサービスで不採用をアドバンテージに。
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優秀賞: 株式会社PR Table
働く人のストーリーを発信するプラットフォームの開発。
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最優秀賞: 株式会社Schoo
自律的な学習を促進するオンラインサービスを提供。
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優秀賞: 一般社団法人プロティアン・キャリア協会
組織開発支援を通じて人材育成を実現。
これらの受賞研究と企業の取り組みは、ただの評価でなく、人材育成や組織の質を向上させるための手助けとなります。特に、組織の成長を助けるための新しいアイデアやメソッドは多くの企業に広がりを見せ、今後の産業界においても強力な影響を与えていくことでしょう。
選考の背景と意義
今回の「HRアワード2024」では、応募者の取り組みがひときわ明確で一貫した方針を示すこと、組織や個人の成長を促すこと、また新規性や独創性を持つことが厳しい基準としてしっかりと評価されました。加えて、選考には公正で透明性の高いプロセスが採用され、人事パーソンの知見を活用する姿勢が高く評価されています。
このような表彰制度は、全国の企業が今後どのようなアプローチで人材を育成し、また組織変革を進めていくかについての指針を与える重要な役割を担っています。選考プロセスにおいても、応募締切から入賞発表、さらには最終選考や表彰式までを経てしっかりとした透明性が保たれていました。
多くの企業からの応募と関心が寄せられている「HRアワード」。これからも、組織や人材を大切にする企業の取り組みを見逃すことなく、私たちもその動向を追い続けていきたいと考えています。