横浜美術大学が手掛ける新たな挑戦
横浜美術大学では、学生たちが地域活性化を目指し、スタイリッシュなパッケージデザインを担当したアルコール飲料「やるJAん横浜!メロンサワー」の発売が決定しました。この商品はJA横浜が製造したもので、発売は2025年6月5日を予定しています。地元農産物を使用したこの飲料は、地域とのコラボレーションの成果といえます。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、横浜美術大学のビジュアルコミュニケーションデザインコースの学生が参加しており、地元の農産物ブランドを盛り上げることを目的としています。JA横浜の代表理事組合長、柳下健一氏のもと、株式会社神酒連と連携して進められており、学生は実際のデザイン制作に関わることで、地域との密接なつながりを持つことができるのです。
デザインの特徴
4年生の田中楓佳さんが担当したキービジュアルは、メロンをオルゴールに見立て、その中に横浜の街並みや農作物、人々の生活を描いています。このデザインは、横浜の魅力を引き出し、農作物の重要性を際立てるものです。
また、3年生の東條真旺さんによるタイポグラフィは、メロンを思わせる丸いフォルムを特徴にしながらも、洗練された印象を与えつつ高い可読性を保っています。メインタイトルには、横浜のナイトシーンに似合う要素が詰め込まれています。
地元の文化とつながる
このデザインは、赤レンガ倉庫やコスモクロック21、そして横浜メロンのツルが全国へと展開する様子を表現しています。これにより、横浜の文化や事業継承の場が広がり、地域の活性化につながることが期待されています。
商品販売情報
「やるJAん横浜!メロンサワー」は、以下の店舗で取り扱い予定です。
- - JA横浜「ハマッ子」直売所(舞岡や・ベジポケット・瀬谷店を除く)
- - そうてつローゼン全店舗
- - ウエルシア・京急ストア(一部店舗)
販売は品切れ次第終了となるため、早めの購入をお勧めします。
教育と社会実装の融合
横浜美術大学として、学生を通じた地域連携は重要な取り組みの一環です。地元農産業の活性化へ寄与することで、教育と社会実装を結びつけています。今後も、学生のスキルを活かした産学共同プロジェクトを積極的に展開し、実践力の育成と地域貢献を進めていく方針です。
このような取り組みを通じて、学生たちは創造性を発揮し、地域に根ざした活動に関与します。これからの展開にも目が離せません。
【お問い合わせ先】
横浜美術大学 総務企画課
電話:045-962-2221
メール:
[email protected]