インフォバーンとMiroの提携
株式会社インフォバーンとMiro社が、AI時代の到来に対応するための新たな協業を発表しました。インフォバーンは東京都渋谷区に本社を置く企業で、主にデザインおよびコンテンツに関するサービスを展開しています。一方、Miro社はアメリカ・サンフランシスコを拠点とする企業で、ビジュアルコラボレーションツール「Miro」を提供しています。この提携により、AIを活用しつつ、個々の効率化が組織全体の生産性向上に結びつかないという課題を解決し、組織変革を促進することが目指されています。
組織変革の必要性
最近の生成AI技術の普及に伴い、多くの企業がAIを導入しています。しかし、不思議なことに、個人レベルでは作業の効率が向上する一方で、組織全体の生産性は向上しないという現象が見られます。これは「個人の速さ」と「組織の変化」が繋がっていない構造的な問題です。この問題を克服するためには、単一のツールやメソッドでは解決できません。必要なのは、実践の場、思考の型、そして組織に根付かせる伴走支援が一体となることです。
本協業の具体的な取り組み
Miroが提供するAIイノベーションワークスペースにインフォバーンのデザインメソッドを統合することで、組織内でのチームコラボレーションを強化します。具体的には、以下の3つのサービス提供形態が予定されています。
1.
ビジョン構想からプロトタイプまでの支援:Miroのプラットフォーム上で、ビジョン構想、顧客の洞察、プロトタイピングを実施します。これにより、リアルタイムでの協働と生産性向上を図ります。
2.
AI協働ワークフローの構築:インフォバーンのコンサルタントがMiroのAIを駆使し、プロジェクトを支援。AIによる情報の整理と可視化が効率的な開発環境を作り出します。
3.
メソッドのテンプレート展開:インフォバーンのさまざまなデザインメソッドをMiroのテンプレートとして共同展開し、その認知を広げます。
解決を目指す組織課題
両社の協業では、以下の3つの組織課題を解決することを目指しています。
- - プロセス分断の解消:リサーチや戦略策定、アウトプットが分断され、AIが十分に活用されていない現状を改善します。
- - 意思決定の迅速化:個人の速さに組織の合意形成が追いつかない問題に対処し、改善を図ります。
- - 実践知ツールの浸透:導入されたツールが十分に活用されていない問題に対し、伴走支援を行い、組織の創造的知的生産を最大化します。
今後の展望
両社は、単なる単発のプロジェクト支援に留まらず、企業のイノベーションを根本的に支えるパートナーとして取り組んでいきます。また、この協業を通じて、思考のプロセスを組織の資産へと変換し、持続的な変革を支援していくことを目指しています。
Miroの強み
Miroは、チームとAIが連携できる「AIイノベーションワークスペース」として評価されています。全世界で25万社以上の顧客と1億人以上のユーザーが利用しており、共創を推進するキャンバスとして機能しています。
インフォバーンの特長
インフォバーンは、「デザイン」と「コンテンツ」を駆使して、企業の価値創造を支援する老舗企業です。1998年に設立以来、課題解決を支援することを目指しています。
これからも両社の協力に注目し、AIと人の協働を実現する未来のアプローチに期待が寄せられます。