職人の熱い想いを描いた「リスペクトムービー#2」が公開

ウェブ動画「リスペクトムービー#2」の公開

電動工具ブランド「ハイコーキ」を展開する工機ホールディングスジャパンが、職人応援隊長を務めるヒロミさんと共に新たなWEB動画「リスペクトムービー#2」を公開することが発表された。この動画は、障がいを抱え体験した土木職人の小林大希さんの情熱と生きざまを追ったものであり、2025年8月25日（月）に公開予定である。

ハイコーキの職人支援プロジェクト

「HiKOKI BUILDER'S SPIRIT AWARD」は、ハイコーキが建設業界や社会を支える人々を讃えるアワードであり、2024年11月に設立予定である。このプロジェクトの一環として、障がいがあっても土木業界で奮闘する職人たちの姿を映し出すWEB動画が制作され、自身の経験をもとにしたメッセージが多くの人々に届けられることを目的としている。

ヒロミと小林大希の出会い

ヒロミさんと小林大希さんの初めての出会いは、「HiKOKI BUILDER'S SPIRIT AWARD」の授賞式であった。小林さんはこのアワードで「総合グランプリ」に輝き、その情熱がヒロミさんの心をつかんだ。今回の動画では、土木建設の現場での作業に密着しながら、普段は見ることのできない現場の裏側を観察することができる。

障がいを乗り越える小林さんの姿

小林さんは、幼少期に事故によって大きな怪我を経験し、リハビリを通じて土木業界にたどり着いた。その中で、自らの限界を超える努力と工夫を重ね、さまざまな資格を取得してきた。29歳の今、彼は自らの努力で土木作業に邁進し続け、自信と誇りを持って働いている。彼の姿は、確固たる勇気を持って挑戦し続ける力強いメッセージを社会に届けている。

動画に込められたメッセージ

本動画は、小林さんの障がいを持ちながらも職人として活躍する姿を通じて、幅広い人々に向けて「何事にも勇気を持って挑む」ことの重要性を伝えている。また、土木業界の魅力や、その仕事に対する熱い思いも共有されており、視聴者に興味を持ってもらうことを目的としている。

土木の魅力と達成感

ヒロミさんは、「土木業界はきついイメージがあるかもしれないが、達成感のある仕事だ」と語り、小林さんとのインタビューでは「土木、好きです！」という熱い言葉を引き出している。この姿からは、土木の仕事の素晴らしさと、日々の職人たちの奮闘に対する敬意が伝わり、視聴者にも教えられるところが多い。

撮影秘話と撮影チームの思い

本動画の制作にあたっては、小林さんとの対話を重視し、彼の心の動きや挑戦を丁寧に撮影している。また、撮影を通じて小林さんの「誰かに前向きな気持ちを与えたい」という思いを感じた撮影チームは、真摯にコンテンツを制作した。この動画は、ただの職人を描くものではなく、彼の人生哲学や人間としての成長を描いたドキュメンタリーに仕上がっている。