全国の「道の駅」が1,230駅に!
令和7年6月13日、国土交通省は「道の駅」の第63回登録を発表しました。これにより、新たに2つの「道の駅」が登録され、全国の合計は1,230駅に達しました。さらに、2駅の登録が取り消されることとなりました。
「道の駅」は平成5年に制度が創設され、この5月には30年を迎えました。最初の登録からの変遷は、観光や地域の活性化を支援する重要な施設としての役割を果たしています。発表によれば、国土交通省は、今回の登録駅を含む「道の駅」を、地方創生や観光振興の拠点として進化させていく意向であり、現在は第3ステージの取り組みが進行中です。
「道の駅」の登録条件
新たに登録される「道の駅」には、いくつかの重要な要件があります。それは以下の通りです。
- - 24時間無料で利用できる駐車場:充分なスペースのある駐車場が必要です。
- - 清潔なトイレ:原則として洋式トイレが求められます。
- - 子育て支援施設:例えばベビーコーナーなど、子育てを支える施設が必要です。
- - 地域情報の提供:道路や地域に関する情報を提供する施設が求められます。
- - 地域振興施設の存在:文化教養施設や観光レクリエーション施設など、地域振興に寄与する施設が必要です。
- - バリアフリー対応:施設やその間を結ぶ主要経路において、バリアフリー化が施されていることが求められます。
このように、地域に密着した「道の駅」は、旅行者にとってだけでなく、地元住民にとっても重要な存在として機能しています。特に、観光客を迎え入れる場所としての役割に加え、地域の文化や特産品を発信する拠点ともなっています。
今後の展望
国土交通省は、今回登録された「道の駅」が地方創生や地域観光に貢献する重要な施設であると感じており、さらなる発展を目指しています。新たな「道の駅」の登録は、地域にとって大きな利点となり、訪れる人々の期待も高まることでしょう。
全国の「道の駅」の一覧は、国土交通省の公式サイトにて確認できます。興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。
今後も地域の魅力を存分に感じられる「道の駅」が増えていくことを期待しています。