日本社会人アメリカンフットボール協会 新理事長に並河研氏就任
2025年4月12日、日本社会人アメリカンフットボール協会(NFA)は社員総会を開催し、新たな役員が選任されました。この総会において、並河研氏が新理事長に就任したことが発表されました。
新理事長の抱負
新理事長に選ばれた並河氏は、アメリカンフットボールが設立から30年目という節目の年を迎えるにあたり、その意義を深く考える必要があると強調しました。特に、他競技の選手が世界舞台で成功を収める中で、アメリカンフットボールがどのように変化し、成長してきたかについて問いかけました。
「現在の日本におけるアメリカンフットボールがどのように社会に貢献できるのか、私たちは一丸となって考え、行動しなければなりません。サポーターやメディア、地域の方々からのフィードバックを受け止め、より良いスポーツ文化の創造に繋げていきたい」と述べています。
並河氏の経歴
並河研氏は1961年に生まれ、筑波大学を卒業後、1984年に株式会社リクルートに入社しました。その後、2002年に自身の会社を設立し、2023年には取締役を退任しています。長年にわたりビジネスの世界で培った経験を基に、アメリカンフットボール界に新しい風を吹き込むことが期待されています。
日本アメリカンフットボール協会の新体制
協会の新体制も明らかにされ、会長には森崎孝氏が就任し、並河氏の他にも新任の理事が9名選ばれました。この新しい体制のもと、協会は2025年からの新たな挑戦に臨むこととなります。
これまでの理事長、渡部滋之氏は任期満了に伴い退任しました。新体制の下で、日本のアメリカンフットボールがさらなる発展を遂げることを期待してやみません。
未来に向けて
並河氏が理事長に就任したことで、日本アメリカンフットボール界には新たな気運が生まれています。彼は協会の成長を支えるため、創意工夫を凝らし、全国のアメリカンフットボールを愛する人々の期待に応えていくでしょう。
サポーターや地域社会の協力を得ながら、競技力向上やファン獲得に向けた戦略を展開し、アメリカンフットボールがより身近な存在になることを目指します。新理事長の手腕が今後の日本アメリカンフットボール界にどのような影響をもたらすのか、目が離せません。
今後の活動に期待が寄せられる中、並河氏のリーダーシップに注目が集まっています。