家族の運転を支える
2019-11-26 09:50:07
家族の運転を支える新ドラレコアプリ『VTeacher』の魅力と機能
近年、高齢ドライバーによる交通事故が増加している中、鈴木ソフトラボラトリー合同会社が提供する新しいアプリ『VTeacher』が登場しました。このアプリは、運転中の映像を離れた場所からリアルタイムに視聴し、サポートすることを目的としています。特に、75歳以上の運転者による死亡事故は、75歳未満の運転者に比べて2倍以上多いというデータがあるため、高齢者をはじめとするドライバーを支える新たなツールとして期待されています。
VTeacherの特徴
『VTeacher』の機能は主に「G・T・R」の3つに分かれています。まず、「G」は位置情報(GPS)を指し、運転中の車の位置を確認できます。次に「T」は運転指導(Teaching)を意味し、サポート側がドライバーに運転のアドバイスを直接伝えることができる機能です。そして最後の「R」は遠隔視聴(Remote)で、これにより家族やサポーターが運転中の映像をリアルタイムで視聴可能です。
アプリの使い方
利用を開始するには、まずアプリをインストールし、認証用のIDとパスワードを設定します。この情報をサポーターに知らせることで、彼らはドライバーの運転を確認できるようになります。ドライバー側では、iPhoneをスマホスタンドに設置し、「クラウド録画」を始めますが、ここで注意すべきは、安全な場所での設定です。
サポーターは専用のWebページから、ドライバーの位置情報を確認し、必要に応じて運転映像を遠隔で受信できます。さらに、ドライバーに何かを伝えたい場合は、チャット機能を利用してメッセージを投稿することができ、これをアプリが読み上げてドライバーに伝えます。
サポートのメリット
『VTeacher』の特徴的な点は、ユーザーがどこにいても簡単に運転をサポートできることです。アプリを使ったチャット機能を通じて、電話での会話を避けながらも、気軽にサポートが可能になります。例えば、通勤中や学校にいる間でも、家族の運転状況を把握し、一安心できるという利点があります。
製品概要と今後の展望
『VTeacher』は基本的に無料で利用できますが、連続20分以上の遠隔視聴は有料になります(1ヶ月120円から)。このアプリは、iPhone5以降のデバイスとiOS10.3.3以上で動作します。アプリのダウンロードはAppStoreから可能で、今後は有料の遠隔運転サポート機能も検討されています。
鈴木ソフトラボラトリーは、スマートフォンを活用したさまざまなサービスを開発しており、今後も安全運転を促進するための新たな機能を追加する予定です。『VTeacher』は高齢者の家族をサポートし、安心して運転を楽しむための強力な味方となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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鈴木ソフトラボラトリー合同会社
- 住所
- 本社移転予定(旧住所: 東京都品川区西五反田)
- 電話番号
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