有田焼と博多織のコラボ帯
2025-12-05 16:29:57

有田焼と博多織の極上コラボ帯が誕生!日本の伝統美を融合

有田焼×博多織の新たなコラボレーション



日本の伝統工芸が融合し、新たな価値を生み出す瞬間があります。そんな瞬間がこの度、福岡に誕生しました。有田焼の名門・アリタポーセリンラボ株式会社と、博多織の名工・株式会社はかた匠工芸がコラボし、記念帯を制作しました。この企画は、両社がそれぞれのアニバーサリーイヤーを迎えることを祝い、九州の伝統を再発見する試みでもあります。

九州の伝統が交わる瞬間


このコラボが実現したきっかけは、2019年に遡ります。九州の伝統工芸や産業を紹介するイベントでの出会いが、両社の交流の始まりでした。アリタポーセリンラボの七代目社長、松本氏との出会いから始まり、その後、工場見学を経て、両社が進むべき道を共に見出しました。特に注目すべきことは、2025年に両社が共に重要な節目を迎えることを発見し、「有田焼を帯として表現する」というユニークな企画が始まったのです。

新作帯の魅力


このコラボレーションによって生まれたのは、二つの素晴らしい帯です。それぞれが独特のデザインで、有田焼の美しさを引き立てています。まず一つ目は「佐賀錦 古伊万里草花紋」です。この帯のデザインのモチーフには「蝙蝠」が選ばれており、中国では富と幸福の象徴とされています。アリタポーセリンラボのモダンな有田焼を基に、佐賀錦の伝統技術を駆使して作られたこの帯は、流行のファッションにも溶け込むような絶妙な仕上がりを誇ります。

次にご紹介するのは「佐賀錦 八重輪紋」です。こちらは、重なり合う輪をデザインとした、記念すべき年を祝うことを意識した作品です。カラーにはシャンパンゴールドやグレイッシュなトーンが用いられ、穏やかさと華やかさを両立させています。

伝統を守りながら新たな挑戦


アリタポーセリンラボは、1804年に創業し、有田焼の歴史を紡いできた老舗の窯元です。モダンなデザインと日本の四季を感じさせる色使いで、国内外から高い評価を得ています。一方、株式会社はかた匠工芸は、博多織の文化を継承するために努力を続けており、その成果は数々の受賞歴にも裏付けられています。どちらの企業も、伝統を守りつつ、独自の感性を加えた新しいものづくりを追求しているのです。

結び


このように、有田焼と博多織という長い歴史を持つ二つの伝統工芸が共鳴し合うことで、まったく新しい価値が生まれました。コラボレーションによって生まれた帯は、ただの衣服ではなく、九州の文化と歴史を背負った一品です。ぜひこの機会に、新しい日本の伝統美を体感してください。


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会社情報

会社名
日本和装ホールディングス株式会社
住所
東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー5F
電話番号
03-5843-0097

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