岡山大学J-PEAKSシンポジウムの開催
2026年5月31日、岡山大学は「J-PEAKSシンポジウム」を岡山コンベンションセンターで開催しました。このイベントでは、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)に関する取り組みを披露し、大学改革の最新情報を共有することを目的としています。
シンポジウムは対面とオンラインのハイブリッド形式で、午前と午後の二部構成から成り、300名以上が参加しました。午前中は「全体会」を経て、午後はテーマ別の「取組別セッション」が行われました。特に、文部科学省から採択されたJ-PEAKS事業における岡山大学の役割に焦点をあてました。
開会の挨拶と弾み
開会にあたり、岡山大学の学生によって制作された那須保友学長のアバターがメッセージを伝え、その後、実際の那須学長が登壇しました。「J-PEAKSの趣旨に沿い、研究大学群の形成や大学改革について、我々が今まで取り組んできた内容や決意をお伝えしたい」と述べました。
基調講演では内閣府本府参与の上山隆大氏が「大学経営フロンティアからのゲーム進化」というテーマで講演しました。従来の大学モデルが限界に達し、将来的には新たな大学の形態が求められると警鐘を鳴らしました。
岡山大学の取り組み紹介
続いて、那須学長が「J-PEAKSを活用した大学経営改革」という内容で講演を行い、岡山大学が進めている研究開発の人材育成やガバナンス改革について紹介しました。特に「共創」という新たなアプローチを強調し、競争から協力へと変わる重要性を訴えました。彼は「大変な時こそ、ピンチをチャンスに変える」との星野仙一氏の言葉を引用し、前進する意欲を示しました。
パネルディスカッションと意見交換
その後、九州工業大学や千葉大学、長岡技術科学大学の代表者たちと共にパネルディスカッションが行われました。「J-PEAKS大学群で共にできること」というテーマで、社会変革を目指すための共同の取り組みについて議論が展開されました。各大学の経験や知見をもとに、活発な意見交換が行われたことが印象的でした。
午前のセッションを終えた後、JSPSのサポータからシンポジウムの総括があり、各参加者が「次の40年に向けて改革を進める必要性」を再認識しました。
午後の取組別セッション
午後には4つのテーマに分かれた取組別セッションが行われました。「第3回岡山大学-信州大学連携シンポジウム」や、地方創生に関連したワークショップが開催され、多くの参加者がそれぞれの分野での知見を深めました。特に、「知と技術を繋ぎ、支え合う力を育てる」というテーマのもと、暗黙知の共有を重視したワークショップが注目を集めました。
全体を通じて、J-PEAKSの取り組みが岡山大学の長期ビジョンを実現するための強力な推進力であることが共有され、今後も地域との共創に向けた挑戦に期待が寄せられました。
結論
J-PEAKSシンポジウムを通じて、参加者全員が大学改革の重要性やその未来について考え、具体的な行動に起こすための貴重な機会となりました。岡山大学は、地域と地球の未来を共創するための研究機関として、これからも改革を進め続けることでしょう。
参加した皆様、今後とも岡山大学の活動にご期待ください。