大阪シーリング印刷がエコバディスからサステナビリティ評価のブロンズメダルを受賞
大阪シーリング印刷株式会社(本社:大阪市天王寺区)が、国際的なサステナビリティ評価機関であるEcoVadis(エコバディス)からブロンズメダルを授与されました。この評価は、全ての対象企業の中で上位35%に入る企業に与えられるもので、同社の持続可能性に対する取り組みが国際的に認められた証と言えるでしょう。
EcoVadisとは?
エコバディスはサステナビリティに関して広く認知された評価機関で、185カ国、250業種、150,000以上の企業を対象に評価を行っています。彼らの基準は「環境」、「労働と人権」、「倫理」、「持続可能な資材調達」の4つの分野にわかれ、総合的に企業の活動を評価する仕組みになっています。特に、大阪シーリング印刷は環境の分野において高い評価を受けました。
環境負荷削減の取り組み
大阪シーリング印刷は、リサイクルや環境に優しい原材料の使用、工場の設備にLED-UVランプを導入するなど、幅広い取り組みを進めています。また、太陽光発電を活用して自社で再生可能エネルギーを生成することにも力を入れています。これらの努力は、企業の社会的責任を果たすためだけではなく、持続可能な社会の実現に向けた継続的な課題解決の一環として位置づけられています。
OSPグループの取り組み
大阪シーリング印刷を中心とするOSPグループは、2023年1月に新たにサステナビリティ推進本部を設立しました。これにより、グループ全体で持続可能な経営をより確実に実践する体制を整えることができました。同グループは社会課題解決に貢献する製品を提案し、豊かな暮らしを支えることを目指しています。
OSPグループは、現在16社(国内9社・海外7社)を多岐にわたって展開しており、食品流通を主な業務としています。全国18ヵ所の生産拠点を持ち、グループ会社である大阪シーリング印刷は1927年の創業以来、市場のニーズや環境の変化に応じて事業の範囲を拡大してきました。
今後の展望
大阪シーリング印刷は、高品質かつ安定した製品を提供するために、資材の調達や印刷機器の開発、ラベリングシステムの設計など、幅広い活動を展開しています。このような取り組みを通じて、次の時代に必要とされ続ける企業であり、さらなる企業価値の向上を目指す方針を貫いています。
大阪シーリング印刷の将来において、サステナビリティが中心的な役割を果たすことが期待されます。環境への配慮と持続可能なビジネスモデルを基盤にして、社会に貢献し続ける姿勢は、他の企業にとっても良い手本となるでしょう。