BitGoが金融機関向けに新たなCrypto-as-a-Serviceを導入

BitGoの新たなインフラが暗号資産をさらなる高みへ

デジタル資産に特化した重要なインフラプロバイダーであるBitGoが、新しいCrypto-as-a-Service（CaaS）プラットフォームの発表を行いました。このプラットフォームは、金融機関やフィンテック企業が自身のサービスに暗号資産機能をシームレスに統合できることを目的としています。これは、既存のビジネスモデルに新たな収益をもたらし、クライアントの需要に応えるための非常に強力なソリューションです。

プラットフォームの概要

BitGoのCaaSプラットフォームは、同社が誇る安全なウォレットインフラやモジュラーAPI、さらには規制遵守のためのライセンスをフル活用して、運用と構築における複雑な要件を大幅に簡素化します。このような取り組みによって、企業はデジタル資産をより迅速かつコンプライアンスに準拠した方法で展開できるようになります。

BitGoのCEO Mike Belshe氏は、「私たちのプラットフォームは、フィンテック企業や銀行がデジタル資産経済に参加するためのターンキーツールを提供しています。そのすべてが、コンプライアンス、セキュリティ、ユーザーエクスペリエンスの最高水準を満たしながら実現されます」とコメントしています。これにより、金融機関は煩雑なリソースや時間をかけずに暗号資産を導入できるようになりました。

主な機能

このプラットフォームには、以下のような中心的な機能が備わっています：

- 安全でエンタープライズグレードのウォレットインフラ
- 規制ライセンスとコンプライアンス
- 取引、送金、及びステーキング機能
- 組み込みのKYCおよびAMLツール
- きめ細かなガバナンスとポリシー管理
- 最大2億5000万ドルのカストディアル保険
- 24時間365日の技術及びクライアントサポート

これらの機能は、企業のニーズに応じて柔軟にカスタマイズ可能で、迅速な拡張も可能です。急速に進化する暗号資産市場において、BitGoのCrypto-as-a-Serviceプラットフォームは、企業が新しい収益源を創出するための有力な選択肢となります。

企業の成長をサポートするBitGo

2013年に設立されて以来、BitGoはデジタル資産分野での安全な運用を支援することを目指してきました。コールドストレージからカストディ、ウオレットサービス、ステーキング、取引、決済に至るまで、さまざまなソリューションを提供しています。大規模なグローバルプレゼンスを持ち、業界の多くのトップブランドや取引所にサービスを提供しており、シームレスな暗号資産体験を追求しています。

BitGoは現在、ビットコインネットワークの取引処理の大部分を支える存在であり、独立系デジタル資産カストディアンやステーキングプロバイダーとしての地位を確立しています。デジタル資産時代の到来とともに、BitGoの新たなプラットフォームは、金融機関向けの重要なツールとして注目されています。

詳細については、BitGoの公式ウェブサイトをご覧ください。