巣鴨に新たな拠点『100年生活者研究所』が誕生
2023年3月20日、巣鴨に『100年生活者研究所』が設立されました。この研究所は、国際幸福デーに合わせたプロジェクトであり、人生100年時代に生きる人々の幸せについて共に探求するための場を提供します。主にシニア世代の声を集め、オープンな対話を通じて、彼らの意見を反映した新しいアイデアを創出することを目的としています。
オープンするカフェ『100年生活カフェ』
この研究所の中には、来たる3月21日からオープンする『100年生活カフェ』が設けられています。このカフェでは、訪れたお客様と雑談を交えながら、人生100年にまつわる実体験や考えを吸い上げます。心のこもった対話を通じて、幸せに関するヒントを見出し、様々なアイデアを議論します。カフェのメニューには、懐かしさを感じる『かための昭和プリン』や、卵をふんだんに使用した『たまごサンド』などがあります。
100歳をめざす意識調査の結果
一方、2022年10月に実施された調査では、「100歳まで生きたい」と思う人は約28%とされ、日本の人々は長寿の時代を迎えているものの、寿命に対する意識には差があることが分かりました。今後の日本では50歳以上の人口が増加し、私たちは現実としてこの意識に向き合わざるを得なくなります。それゆえ、関心を高め、人生設計を見直すことが必要とされています。
研究所の理念と活動内容
『100年生活者研究所』は、life designに基づいた使命を持ち、『ITとクリエイティビティを通じて“100年生きたい”を生み出す』をミッションに掲げています。また、オンラインラボを活用して、定期的なアンケートを通し、生活者の意見を収集していきます。さらに、オウンドメディアを通じて得られた研究結果についての情報も提供します。
所長は大高香世氏で、30年以上のマーケティング経験を持ち、生活者と共に幸せを探すための場所を創造することに力を入れています。大高氏は、人生100年時代における幸せのあり方について積極的に研究を行い、デジタル分野でのシニアの支援強化に対しても情熱を注いでいます。
『100年生活者研究所』の基本情報
- - 設立日: 2023年3月20日
- - 所在地: 東京都豊島区巣鴨3-34-3 西村商店第2ビル 3F
- - アクセス: JR山手線「巣鴨駅」から徒歩約5分
今後『100年生活者研究所』では、豊かな人生を送るためのアイデアやコミュニティを形成し、広く社会に貢献できる研究を進めていく予定です。これからの活動に注目が集まります。