TOUCAのフィールドワーク
2022-02-01 11:00:38

TOUCA: 地域を旅しながら学ぶ新しい観光の形

TOUCA: 地域を旅しながら学ぶフィールドワーク



TOUCA、これは観光業の未来を切り拓くプロジェクトです。私たちが目指すのは、地域の魅力を引き出しながら、観光の在り方を考えること。特に、さまざまな職種の選択肢が狭まっている観光産業において、参加者が新たな視点で学べる機会を提供します。

プロジェクトの背景


観光業は、ホテルや旅行代理店だけでなく、地域経済全体に深く浸透した産業です。しかし、依然として狭い職域に留まっているのが現状。コロナ禍で不確実性が高まり、私たちの観光に対する意識も変わりつつあります。接地面を広げ、より多様な観光の姿を知ることが必要です。

TOUCAは、3拠点(Entô、柳川藩主立花邸 御花、四万十川源流 森の国「水際のロッジ」)でのフィールドワークを通して、参加者が実際の現場で学び、考え、仲間との交流を深める場を提供します。

フィールドワークの内容


このプログラムは1年間にわたり、各場で3ヶ月ごとに業務を体験しながら、地域の経営者やメンバーとともに課題解決を目指します。各地域の独自性から新たな観光の形を模索し、持続可能な観光地の構築を目指すのです。

Entôの取り組み


Entôでは、観光を「消費する観光客」ではなく「共に探求するゲスト」として歓迎します。地域の風土を活かし、訪れる人々が自分自身に戻る旅のきっかけを提供します。これにより、持続可能な地域経営に関連付けた観光体験を考えていきます。

柳川藩主立花邸 御花の使命


この施設は文化庁が推進する「文化観光」に力を入れており、TOUCAによって参加者とともに地域の歴史や文化を活かした新しい観光の形を創出していきたいと考えています。

四万十川源流 森の国「水際のロッジ」の魅力


このロッジが位置する松野町目黒地区は今、限界集落としての課題に直面しています。ですが、豊かな自然と文化が残されており、参加者はその特性を活かし、新たな観光の可能性を探ります。昨年、地元農家と協力し、自ら育てたお米を用いた体験も提供されます。

TOUCAの展望


これらの取り組みを通じて、TOUCAは参加者に観光業の多様性を実感させ、今後の観光の持続可能な発展に貢献する人材を育成します。参加者は新たな学びの場を経験し、観光業を通じた地域とのつながりを深めます。

TOUCAのプロジェクトは、ただの参加者ではなく、地域を担う未来のリーダーを育てるための試みでもあります。参加者の皆さんには、観光の実践を重ねていくことで、深い理解と経験を得てほしいと思っています。一緒に、観光の次なるステージを切り開いていきましょう。

会社情報

会社名
一般社団法人Intellectual Innovations
住所
平河町2丁目5番3号NagatachoGRID5F・MIDORI.so
電話番号

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