選挙啓発動画に登場する『耐え子の日常』
株式会社ディー・エル・イー(DLE)は、東京都選挙管理委員会が実施する選挙啓発事業の一環として、自社キャラクターの『耐え子の日常』を使用した新たな選挙啓発動画を発表しました。この動画は2025年6月22日に執行される東京都議会議員選挙および7月に予定されている参議院議員選挙の投票を呼びかけるためのコンテンツで、Instagram広告を通じて配信されます。
親しみやすいキャラクターで選挙を身近に
動画は、ユーモア溢れる世界観を持つ『耐え子の日常』のキャラクターから選挙についてのメッセージが伝えられる構成になっています。『耐え子の日常』は、内気で謙虚なOL「耐え子」が日常の様々な出来事に耐えながらも奮闘する姿を描いた、ギャグとコメディ要素満載の漫画です。2015年にTwitterで連載を開始し、その人気がSNSを横断して広がり、2023年にはInstagramフォロワー数が33万人を超えるほどの支持を得ています。
動画配信の詳細
今後、東京都議会議員選挙に向けては、2025年6月11日から投票日当日である6月22日までの間、日替わりで全10本の動画がInstagramにて配信される予定です。また、参議院議員選挙に関連する啓発コンテンツは、7月からの公開が予定されています。動画は異なるエンディングを持ち、視聴者に選挙への興味と関心を自然と引き出す形になっています。
DLEのキャラクターの魅力と舌鋒鋭いメッセージを通じて、より多くの人々が選挙に参加し、自らの意見を表明することの大切さを学ぶ機会が与えられることでしょう。
DLEとはどんな会社か
株式会社ディー・エル・イーは、東京都千代田区に位置し、エンターテインメントの様々な分野で活動する会社です。2001年に創立され、2014年に東証マザーズに上場、その後2016年には東証一部上場を果たし、近年ではスタンダード市場に移行しました。メディア展開やIP(知的財産権)の開発にも注力し、広範なビジネスモデルを持つ企業です。
代表的なプロジェクトとして、秘密結社 鷹の爪の制作や東京ガールズコレクションの商標権の獲得があります。グローバルビジネスにおいても、台湾企業のMYFEELを買収し、韓国法人DLE KOREAを設立するなど、活動の幅を広げています。
まとめ
『耐え子の日常』が担う新たな選挙啓発動画は、親しみやすいキャラクターを使って、選挙についての理解と興味を広める重要な役割を果たすことでしょう。この取り組みにより、投票参加への意識が高まり、より多くの人々が自らの意見を表明するためのきっかけとなることを期待しています。