西安国際esports会議
2020-01-17 10:01:18
国際esports連盟設立!13カ国が集う西安カンファレンス開催
国際esports連盟の新たな航海が始まる
2020年が始まる中、中国の西安で開催された「シルクロード西安国際esportsカンファレンス」は、国際esports連盟の設立を発表し、13の国と地域から代表が集まりました。このカンファレンスは西安国家民用航天産業基地で行われ、中国オリンピック委員会(COC)の副主席・刘吉氏や、西安市政府秘書長の黄晓华氏をはじめとする多くの要人が登壇しました。
会議の背景と目的
この重要なカンファレンスでは、参加した各国のesports協会や連合が自国のesports事情や今後の課題を議論しました。具体的には、ブラジル、シンガポール、日本、ロシアなどの国が代表を立て、自国の取り組みや今後の方針について意見を交換しました。
中国の刘吉副主席は、esportsが科学技術、エンターテインメント、文化産業、旅行産業に与える影響について言及し、その重要性を強調しました。「共に手を取り合い、世界のesports産業の発展に協力していこう」と呼びかけ、国際esports連盟の創設が正式に発表されました。
参加国の連携強化
カンファレンスでは、将来的に国際esports連盟に参加する国を65カ国まで増やすことが目標として掲げられました。この取り組みにより、各国のesports産業が発展し、関連するデジタル産業の推進にも繋がると期待されています。
特に、騰訊(テンセント)や中央アジア委員会などの主要企業との合意が行われ、国際的な協力が強化される見込みです。また、日本協会から副理事長の鴨志田氏が日本のesports産業についての現状や可能性を述べ、国際大会の日本での誘致を決意しました。
各国の発表とエキシビション
会議では、ブラジルやロシア、シンガポールの代表により、自国のesports業界の現状や今後の取り組みが紹介されました。さらに、ゲームの開発者やプラットフォーマーも参加し、最新技術がもたらす未来のesports産業について議論しました。
特に、China Digital Publishing Instituteの王飚所長が発表した「2019年度国際esports産業報告書」では、esportsユーザー数やGDPに与える影響を示す最新データが公開され、業界の今後の展望についても論じられました。
交流と今後の展望
カンファレンス終了後、参加者は西安国家民用航天産業基地の視察や、「王者荣耀(Honor of Kings)」といった人気ゲームタイトルの国際エキシビジョンマッチにも参加し、各国のesports選手との交流を深めました。これにより、国際的な連携がさらに進むことでしょう。
この「シルクロード西安国際esportsカンファレンス」は今後も毎年開催される計画があり、当協会は日本代表としての役割を果たし、国際的なesports産業の振興に寄与していくことを目指しています。
会社情報
- 会社名
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一般財団法人 日本esports促進協会
- 住所
- 東京都千代田区霞が関3-6-15霞が関MHタワーズ 6F
- 電話番号
-
03-6205-7543