ヤングライフプロポーサルがBCP認定取得
株式会社ヤングライフプロポーサル(YLP)は、愛知県名古屋市に本社を置く企業で、インフラシステムの開発を専門とした会社です。BCP(事業継続計画)認定制度において、「事業継続力強化計画」の認定を取得しました。この認定は、中小企業庁が推進するもので、自然災害や感染症の流行といった緊急事態における事業の継続力を強化する目的があります。
認定取得の背景
YLPは、2011年に発生した東日本大震災をきっかけに、懸念されるリスクに対する対応の重要性を認識しました。当時、名古屋でも揺れを感じ、社外にいる社員との連絡が取れない状況が生じたことから、インフラを支える企業として、事業の継続性や社員の安全確保に対する備えが必要であると痛感しました。この経験を基に、YLPはBCPの整備を進めてきました。
認定取得による新たな取り組み
認定取得に際して、YLPは以下の重点課題を設定しています:
- - 人命の安全確保:自然災害時における社員の安全を第一に考えた体制を構築します。
- - 緊急時の体制の構築:緊急時における迅速な対応を確立します。
- - 情報共有と状況把握:被害状況の正確な把握と情報の迅速な共有を行います。
主な対策と取り組み内容
認定取得を受けて、YLPは以下の主な対策を講じることを決定しました。
- - 自然災害発生時における人員体制を整備し、即座に対応できるようにします。
- - 業務の継続に必要な設備や機器の導入を行い、万全な体制を整えます。
- - 事業維持に向けた資金調達手段を確保します。
- - 重要情報を保護し、事業活動の継続を目指します。
これによりYLPは顧客に安定したITサービスを提供し、地域復興活動に貢献できる体制の構築を目指します。また、定期的に計画の見直しを行い、実行可能なBCPの運用を継続的に推進していきます。
事業継続力強化計画とは
事業継続力強化計画とは、中小企業庁が推進する制度であり、企業が事前に策定した緊急事態に備えるプランを審査・認定するものです。この認定を取得した企業は、社員や事業のリスク軽減と復旧力の向上を実現し、顧客や取引先に対して高い信頼性を持つことが可能になります。
企業情報
- - 社名:株式会社ヤングライフプロポーサル
- - 設立:2004年7月6日
- - 代表者:葛山晃守
- - 事業内容:
- 情報ネットワークシステムの企画、提案、構築、保守
- サーバ(Windows、Linux)の設計、構築、保守
- クラウドサービスの提案、構築、保守
- Wi-Fiソリューションの提案、構築、保守
- Webアプリケーションおよびシステム開発、保守