KINTOテクノロジーズ、RekMAを導入し採用活動を革新
クルマのサブスクリプションサービス「KINTO」を展開するKINTOテクノロジーズ株式会社は、株式会社Haulが提供する採用イネーブルメントSaaS「RekMA」の導入を決定した。この新しいテクノロジーの導入により、同社の採用活動は一層進化することが期待されている。
SaaS導入の背景
KINTOテクノロジーズは、トヨタグループの一員として、モビリティに新しい価値を提供している企業である。近年の事業拡大とともに、エンジニアやデジタル人材の確保が急務となり、より高度な人材の採用が求められていた。この課題に対し、RekMAを導入することで候補者一人ひとりにカスタマイズされた採用体験を実現し、採用決定率の向上を目指す。
RekMAは、今までの採用方法に変革をもたらし、候補者のフィードバックや意向を早い段階から把握することを可能にする。この結果、面接官へのフィードバックを適切に行い、採用活動全体の質向上に寄与するとされている。
KINTOテクノロジーズの目指すもの
取り組みの一環として、KINTOテクノロジーズの開発支援部人事グループマネージャー岩本真美子氏は、優秀なエンジニアの獲得がますます重要になっていると語る。「選考の最後で魅力付けをしても遅い」という信念から、早期の接点が入社承諾の鍵であり、そのためにRekMAを選択したという。
彼女は、候補者に自社で働く魅力を伝え、トヨタグループ内でも唯一のBtoC・DtoC領域に特化した内製開発組織として、今後も革新的なモビリティサービスを提供していく仲間をRekMAと共に募っていく計画だ。
KINTOテクノロジーズについて
同社は、2021年の創設以来、クルマに関連した新たなサービスの開発・運用に注力している。KINTOの製品は世界30ヵ国に展開しており、そのビジョンは「クルマに乗る人」に特化した革新を追求することだ。今後の成長を見越し、質の高い人材の確保に努めている。
RekMAの特徴
RekMAは、国内初の採用イネーブルメントSaaSで、優秀なリクルーターが行っている「業務負荷の高いアトラクト採用」を効率化できる。生成AIを利用することで、採用決定に直結するプロセスを標準化し、企業に適した人材の選定を行うことが可能だ。導入企業はスタートアップから上場企業まで広範囲にわたり、その成果は多くの企業に期待されている。
株式会社Haulについて
Haulは、企業の成長に必要な採用力を高めるためのソリューションを提供している。RekMAや採用パートナー事業、技術情報のデータベースなど、多岐にわたるサービスを展開している。今後も、多様な企業のニーズに応え続けていく。
総括
KINTOテクノロジーズのRekMA導入は、同社にとって採用活動の革新への一歩となる。これまでの採用形式の改善を図り、企業と候補者双方にとって素晴らしい体験を提供することが期待されている。今後の動向に注目が集まる。