株式会社マガジンハウスが発行するカルチャー誌『BRUTUS』は、2024年12月16日(月)に「わたしが知らない坂本龍一。」特集号の発売を予定しています。これは、2023年3月28日に亡くなった坂本龍一さんを偲び、彼の知られざる側面に迫る内容となっています。この特集は、坂本さんと深い関係を持つ世界中のアーティストやクリエイターへのインタビューを通じて、彼の人柄や音楽への姿勢、そして仕事の流儀など、多面的に取り上げます。
■特集の目玉:坂本龍一のアートと音楽
特集の核心部分は、坂本さんが彼の存命中から計画していた最大規模の展覧会『坂本龍一|音を視る 時を聴く』への言及です。この展覧会は、2024年12月21日から東京都現代美術館で開催予定で、さまざまなアーティストとのコラボレーションによる新作インスタレーションも展示されます。坂本さんの“最新の姿”を試される貴重な機会です。
■アーティストの証言
特集では、マドンナやサンダーキャット、ルカ・グァダニーノなど、幅広い分野のアーティストが登場します。彼らが語る坂本さんとの関わりからは、音楽とアートに対する彼の独自の視点や、クリエイティブな精神が息づいています。アーティスト間で生まれた真摯な対話からは、坂本さんがいかに他のクリエイターに影響を与え、愛されてきたのかが浮き彫りになります。
■坂本龍一の現在
坂本さんは亡くなった後も新作やプロジェクトが進行中で、彼の音楽はますます色あせることがありません。特集では、坂本さんが大切にしていたプライベートスペース「坂本図書」や、未上陸のMRコンサート「KAGAMI」、さらには「sakamotocommon」プロジェクトなど、彼に関する最近の動向についても詳しく紹介します。特に、2025年に開業を予定されている新しい音楽スタジオには、岡村靖幸さんが訪ね、その感想も楽しめます。
■特別付録
この特集号には特別付録も用意されており、一つは全9ページにわたる「坂本龍一大年表」です。1970年代から2024年までの彼の重要な作品やプロジェクトを網羅したもので、ファン必見の内容となっています。また、15人の著名写真家によって選ばれた「わたしが撮った坂本龍一」の特集も併せて収載します。これにより、坂本さんへの多方面からのアプローチを体験できます。
■公式ウェブサイトの特設サイトも展開
特集のために設けられた特設サイト「brutus.jp」では、収録しきれなかったインタビュー全文やオリジナルの動画コンテンツが随時公開される予定です。また、展覧会に合わせた特殊コンテンツも供給予定です。ファンはもちろん、これから坂本龍一を知りたい方々も楽しんでいただける内容が盛りだくさん。
■編集長からの思い
編集長の田島朗氏は、坂本さんが『BRUTUS』にとって特別な存在であったことを強調し、今回の特集が彼の功績を多角的に捉える貴重な機会であると語っています。坂本さんの音楽に触れながら、その人柄や活動に新たな視点を持つことで、より深い理解が得られることでしょう。この特集号を手にして、坂本龍一の魅力を再発見してください。
■商品概要
- - 掲載誌:BRUTUS(ブルータス)
- - 出版社:株式会社マガジンハウス
- - 特集名:「わたしが知らない坂本龍一。」
- - 発売日:2024年12月16日(月)
- - 特別定価:930円(税込)
- - 販売場所:全国の書店、コンビニエンスストア、ネット書店にて