日本キリスト教海外医療協力会の遺贈寄付の取り組み
公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)は、近年、世界的な保健医療活動に力を入れています。そして、その活動の一環として、遺贈寄付の受け入れを強化することを発表しました。これは、国や地域を問わず、健康を守るために思いを寄せる方々に対し、しっかりとサポートを提供するための重要な一歩です。
遺贈寄付とは?
遺贈寄付とは、遺言に基づいて法定相続人以外の人物や団体に財産の一部を贈与することを指します。しかし、このプロセスには専門的な知識が必要で、適切な手続きが求められるため、全体的に煩雑になることがしばしばあります。JOCSでは、これまでにも顧問弁護士を紹介することで遺贈寄付のサポートを行ってきましたが、その対応地域には限界がありました。
協定の意義
先日、JOCSは株式会社三井住友銀行と「遺贈希望者に対する遺言信託業務の紹介に関する協定」を締結しました。この協定により、JOCSは全国の遺贈寄付を希望する方々に対し、専門的な相談に対応できる機関を紹介できる体制を整えました。これにより、全国どこにいても適切な支援が受けられるようになります。
提携機関からの支援
JOCSは、以下の提携機関によって遺贈寄付の手続きや信託業務のサポートを行うことができます。これにより、遺贈寄付を希望する方々は安心して手続きを進めることが可能です。
1.
株式会社三井住友銀行 -
遺言信託業務
- TEL:0120-338-518(平日09:00~17:00)
2.
一般社団法人えんまん遺言相続支援センター -
相続支援センター
- 事前にJOCSに連絡が必要です。
これらの機関では、遺言信託や公正証書遺言の作成など、遺贈寄付に関する様々なサービスを提供しています。ただし、利用には手数料や報酬が発生することがありますので、事前に確認が必要です。
JOCSの理念
日本キリスト教海外医療協力会は1960年に設立されて以来、国や宗教に関係なく命を守る活動を続けてきました。その使命は、すべての人々が健康で過ごせる世界をつくることです。JOCSでは、日本人の医療従事者を海外に派遣し、現地の医療従事者を育成することを通じて、各国で必要とされる医療支援を行っています。特に、バングラデシュをはじめとした多くの国で、その活動は続いています。
JOCSへの遺贈寄付は、特に支援が必要な人々の健康と命を守る手助けにつながります。人々の思いが集まることで、より良い未来が築かれていくことでしょう。
お問い合わせ
JOCSの活動や遺贈寄付についてさらに詳細を知りたい方は、公式サイトを訪れるか、直接お問い合わせください。
東京事務局:東京都新宿区西早稲田2-3-18-51
関西事務局:大阪市北区茶屋町2-30
会長:畑野研太郎
これからもJOCSは、命をまもるための取り組みを続けていきます。