アートと工業が融合する場所、町工場発のブランド
『sight』は、大阪の町工場から生まれたデザインプロダクトブランドです。創業から40年の歴史を持つ金型、金属加工業がどのように新たなブランドを立ち上げ、プロダクトの美しさと機能を両立させようとしているのかを深掘りします。
ブランドの核となる「Designed Life Product」とは、日常生活に溶け込むようなデザインの製品を意味します。美しさを大切にしつつ、機能や性能を追求する姿勢は、現代の消費者に注目されています。
ブランド設立の背景
『sight』の設立は、市場に流通する多くの製品が機能とコストに縛られていることへの反発から始まりました。洗練されたプロダクトを作ることを目指し、自社工場での製造プロセスを活用して、独自のデザインを形にしています。これにより、他にはないプロダクトが生まれる仕組みが築かれました。
プロダクトの特徴
『sight』が最初にリリースした製品はファイヤーピット、正式名称「DBS」です。この商品は、他のファイヤーピットとは一線を画すデザインが特徴で、ドナルド・ジャッドのスタッキングにインスパイアを受けています。
材料とデザイン
DBSは、黒いステンレス製で、洗練された質感を持つと同時に耐久性も備えています。特に、金属加工技術が生かされたこのプロダクトは、見た目の美しさだけでなく、熱の伝導性にも優れており、使用時に熱が本体に伝わりにくい設計になっています。
専用ケースとアッシュトレイ
商品には専用ケースと取り外し可能なアッシュトレイが付属しており、利便性も考慮されています。使い終わった灰を簡単に捨てられる工夫がされています。
使用シーン
自宅の庭やバルコニー、キャンプ場など様々なシーンで活躍するDBS。洗練されたデザインは、アウトドアだけでなく、インテリアの一部としても機能します。また、グランピングや高級ホテルなど、特別な空間での演出にもぴったりです。
今後の展開
『sight』は、今後もさまざまなデザインプロダクトを展開する予定です。次のリリースでは、自宅でもアウトドアでも使えるコーヒードリッパースタンドを計画しています。カフェの店舗でも使用できるバリエーションが揃う予定です。日常生活に寄り添う、美しいプロダクトがますます増えていくことでしょう。
代表の想い
『sight』の代表である村中良暢さんは、大学卒業後にイギリスでアートと出会い、帰国後に家業を継いでいます。アートとデザインの融合を推進し、町工場から生まれたブランドとして、地域に根差した活動を続けています。
URL
さらに詳しい情報や商品購入は、公式ウェブサイトやInstagramをチェック!