FX/CFD取引システム「TradePower FX/CFD」がGMOあおぞらネット銀行で本格稼働
金融システム開発を手掛ける株式会社トレードワークスが、そのASP型FX/CFD取引システム「TradePower FX/CFD」を2025年8月10日よりGMOあおぞらネット銀行の店頭外国為替証拠金取引「GMOあおぞらFX」で本格稼働しました。このサービスは、複数の金融機関がシステム基盤を共有し、一体的に利用できるシェア型プラットフォームとして設計されています。
TradePower FX/CFDの特徴
「TradePower FX/CFD」は、金融機関が迅速にFX/CFDサービスを同じ基盤上で展開できることを目指し、以下の機能を備えています。
1.
シェア型ASP: 個別開発の負担を軽減し、コスト削減を実現。金融機関が取り組みやすくなります。
2.
低コスト・短期間での導入: サブスクリプションモデルを採用し、初期費用を抑え、最短2、3か月で市場参入が可能です。
3.
オールインワンパッケージ: 業務システム、フロント機能、マーケット情報の提供が標準装備されており、カスタマイズにも対応します。
4.
参入障壁の低減: 当社が保守・運用を行い、金融機関のIT負担を軽減。新規参入を後押しします。
5.
継続的な機能拡張: 市場ニーズに応じた機能アップデートを提供していく予定です。
株式会社トレードワークスの高橋社長は、今後もAIを活用した機能の獲得や、高度な市場ニーズに応じたサービス展開を図っていく考えを示しています。
GMOあおぞらネット銀行のコメント
GMOあおぞらネット銀行の執行役員である金子邦彦氏は、「TradePower FX/CFD」が提供する豊富な機能に魅力を感じ、スピード感あるサービス提供を期待して採用を決定したと述べています。また、AIを駆使した市場ニーズへの対応が今後のFXサービス進化にも大きな影響を与えると信じているとのことです。
金融機関へのメリット
「TradePower FX/CFD」によって、金融機関は新規事業を低コストで展開できます。サブスクリプションモデルの採用により初期投資が抑制され、最短2〜3ヶ月でサービスを開始できるため、迅速な市場参入が可能です。また、当社が保守や運用を一括で担うことで、IT部門の負担を軽減し、効率的に事業を成長させることができます。
今後の展開
トレードワークスは、「TradePower FX/CFD」を通じ、FX/CFD市場の拡大を目指し、さらに多くの金融機関に導入を進める意向です。また、AIを活用したリスク管理機能や自動取引機能の開発も視野に入れ、金融業界のデジタル化推進に寄与する考えです。
今後の金融業界における「TradePower FX/CFD」の影響を注視していきたいところです。若干の時間が必要ですが、金融機関にとっては革新的な取り組みと言えるでしょう。専門家たちもその動向を見逃せません。