RKBが贈る珠玉のドキュメンタリー特集
RKB毎日放送が手掛けた精緻なドキュメンタリー作品を、2023年8月12日(月・祝)に放送する特別番組「RKBドキュメンタリーの日」が注目を集めています。この特集では、午後1時55分から約3時間という長丁場で、RKBが制作したドキュメンタリー3作品を一挙にお届けします。中でも、テレビ番組から映画化に至った作品が紹介され、視聴者の心を掴む内容が予定されています。
特別番組のラインアップで特に注目されるのが、リメイク版として放送される『74歳のロックンローラー鮎川誠』です。この作品は、ロックの重鎮鮎川誠の波乱万丈な人生と彼の音楽への情熱を描いています。鮎川は、妻と結成したバンドで数々のヒットを飛ばしましたが、2015年に妻を失った後も、彼の音楽への情熱は冷めることがありませんでした。この特別編では、彼の最後の足跡や思いを感じることができ、感動的なナビゲーションを通じて、見逃せない内容となっています。
感動を呼ぶ3つのドキュメンタリー
1. 魚鱗癬と生きる〜遼くんが歩んだ28年〜
ディレクターの大村由紀子が手掛けたこの作品は、北九州市に住む梅本遼氏が「魚鱗癬」と呼ばれる難病と闘う姿を追っています。遼氏は、生まれた時からこの病気に苦しみ、見た目の偏見と戦い続けてきましたが、家族や周囲の人々の支えと共に、彼は自らの人生を切り開いてきました。このドキュメンタリーは、彼の過去の挫折や克服の物語を通じて、視聴者に勇気と希望を与えます。
2. リリアンの揺りかご
神戸金史監督のこの作品では、やまゆり園障害者殺傷事件を背景に、現代日本に蔓延する不寛容をテーマにしたドキュメンタリーが展開されます。歴史を紐解きつつ、異なる時代の悲劇を通じて、社会の持つ偏見や差別がどのように根付いているかを深く考えさせられます。
3. 74歳のロックンローラー鮎川誠(特別編)
最後に放送されるこの作品では、鮎川誠の音楽の軌跡と彼自身の人間味に迫ります。彼の妻への想いや、家族の支えを受けた彼の姿が描かれ、観る者に深い感動を呼び起こします。
RKBの取り組みと未来への道筋
1958年のテレビ開局以来、RKBは地域に根ざしたドキュメンタリー制作を続けてきました。揺れ動く社会の中で生きる人々の姿や、日本の美しい自然、伝統文化をテーマに、多彩な作品が生み出されています。RKBはこの特別番組を通じて、視聴者に対して新しい視点や感動を提供し続けます。また、これまで制作したドキュメンタリーの一部は、RKBNEWS公式YouTubeチャンネル「胸に沁みる感動ドキュメント」にて視聴可能です。
この特別な日に、RKBの珠玉のドキュメンタリーをぜひ楽しんでください。感動的なストーリーが、あなたの心に響くこと間違いなしです。
番組情報
- - 放送日時:2023年8月12日(月・祝)午後1時55分〜
- - タイムテーブル:
1. 『魚鱗癬と生きる~遼くんが歩んだ28年~』
2. 『リリアンの揺りかご』
3. 『74歳のロックンローラー鮎川誠(特別編)』
ナビゲーターはRKBアナウンサー田畑竜介が務めます。
詳細な情報はこちら
公式YouTube「胸に沁みる感動ドキュメント」