音楽NFTの新潮流
2023-03-10 12:00:01
音楽NFTの新潮流 「Sound Desert」の取り組みと期待
音楽NFTの新潮流 「Sound Desert」の取り組みと期待
株式会社ゐきかたが展開する音楽NFTプラットフォーム「Sound Desert」が、話題を呼んでいます。音楽とNFT技術を融合させたこのサービスは、音楽アーティストやリスナーに新たな体験を提供することを目指しています。効果的なウェブ展開を通じて、さまざまなアーティストやクリエイターとのコラボレーションを推進しています。
アーリーアクセスの反響
「Sound Desert」の公式発表以来、アーリーアクセスを望む方々からの反響は大きく、すでに1,500名を超える応募が集まっています。このうち、音楽NFTの購入経験がある方は75%以上に上り、期待の高さを証明しています。さらに、その35%は「必ず音楽NFTを購入する」と答え、熱心な支持を得ていることが分かりました。
特に興味深いのは、音楽NFTにかける期待です。アンケートでは、61.8%が「アーティストの応援ができること」を、58.4%が「音楽作品を所有し楽しむこと」に重視しているとのこと。そして、「作品の価値が将来上がることへの期待」を上回る結果もあり、NFTは単なる購入目的を超え、ファンの熱い応援と作品への愛着が表れています。
Sound Desert β版の機能と特徴
「Sound Desert」は、音楽アーティストとリスナーの架け橋になることを目指しています。このプラットフォームは、NFT楽曲の制作支援やマーケティング支援を行い、アーティスト同士のマッチングも行うことで、多様な音楽作品の展開をサポートします。
利用者は、楽曲NFTの購入、再生・コレクションができる環境を提供され、関連する価値(ユーティリティ)も享受できることが特徴です。
「Sound Desert」はNTTドコモグループの新事業創出コンテスト「ZERO ONE DRIVE」から生まれた企画で、NTTドコモの運営するプログラム「39works」にて実施されています。WEB3技術を駆使し、クリエイターにとって魅力的な仕組みを実現しています。株式会社ゐきかたはサービスの運営やプラットフォーム開発を手がけ、NTTドコモは企画や運営支援、サービスアーキテクチャの設計を行う役割を果たしています。
利用料金と対応環境
「Sound Desert」の利用は基本的に無料ですが、対応する音楽NFTは個別に購入する必要があります。推奨されるOSはWindows 10、Mac OS X 10.11以降で、ブラウザにはGoogle ChromeやBraveの最新バージョンが推奨されています。対応ウォレットはMetaMaskで、決済はETH決済が可能です。
株式会社ゐきかたのビジョン
株式会社ゐきかたは、東京都に本社を置く企業で、地域や企業の生き残りを支えるためにWeb技術を活用して様々なサービスを展開しています。2021年に「NFTアートクリエイターとWeb開発者で創る遊び場」をテーマにした「PLAY NFT ART」を開始し、国内NFTプロジェクトの支援にも取り組んでいます。
「Sound Desert」がもたらす音楽NFTの未来は、アーティストとファンの新しい関係性を築く礎となると期待されています。音楽の可能性が広がるこのプラットフォームの動向に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ゐきかた
- 住所
- 東京都千代田区九段南一丁目5番6号りそな九段ビル5F・KSフロア
- 電話番号
-
080-3493-1246