新たなパートナーシップの誕生
日本ゼオン株式会社(東京都千代田区)と株式会社湘南ベルマーレフットサルクラブ(神奈川県小田原市)が、健康促進と地域づくりを目指した「Chance&Empowerment パートナー」を締結しました。このプロジェクトは、スポーツ振興や持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、2社が手を組むことでさまざまな社会課題解決に寄与することを目的としています。
取り組む主な内容
提携に基づく具体的な取り組みは、以下の2点です。まず、ライフスタイルに日光浴を取り入れる支援事業に関すること。加えて、相互に連携協力が必要と認められるその他の項目についても共同で進めていく方針です。
日本ゼオンのLNES事業推進室長、児島清茂氏は、日光浴がもたらす健康への恩恵について強調しました。「社会課題を解決するには太陽光の力を活用することが必要であり、私たちの『project LNES』では、ビタミンD不足や睡眠負債といった現代的な健康課題に対して、科学的根拠に基づいたソリューションを提案します。」
日光浴の科学的検証
児島氏によると、この実証実験はプロスポーツの現場で日光浴の効果を科学的に検証する試みだとのこと。その成果によって、多くの人々の健康改善につながる日を迎えることが期待されています。「LNES® SL-04」は、日光浴をより身近で手軽に楽しめるツールで、持ち歩くだけで日光量を計測し、健康維持に必要な効果をゲーム感覚で楽しみながら自己管理できる仕組みです。
地域社会への貢献
一方、湘南ベルマーレの代表取締役社長、佐藤伸也氏は「Chance & Empowerment」の理念に基づいて地域社会の課題解決に向けた取り組みを行っています。日光浴が健康に与える影響を科学的に検討するこのプロジェクトに参加できることを心から嬉しく思い、ビタミンD不足や睡眠問題へのアプローチを新たに切り開くことができると信じています。
佐藤氏は続けて、「選手たちの健康管理は日々のパフォーマンスに直結します。このプロジェクトから得られるデータは、社会全体の健康向上に大きく寄与するでしょう」と述べました。企業や地域、そして人とのつながりを通じて、地域社会の健康課題に貢献し、多くの人々の生活の質を向上させていくことを目指しています。
日本ゼオン株式会社について
日本ゼオンは、1950年創業の化学メーカーであり、ナフサから生成される様々な高機能材料の製造を行っています。合成ゴムや光学フィルム、リチウムイオン二次電池材料など幅広い製品を展開。今後も高品質な製品を提供し、地球環境と人類の繁栄に貢献することを目指しています。日本ゼオンと湘南ベルマーレの新たなパートナーシップは、持続可能な未来に向けた一歩として、地域社会に大きな影響を与えることでしょう。