行方市の「さつまいもあん」
2024-07-03 09:50:12

食品ロス削減と地域活性化!行方市の「さつまいもあん」が誕生!産学官連携で生まれた新商品

食品ロス削減と地域活性化!行方市の「さつまいもあん」が誕生!



茨城県行方市は、立教大学観光学部との連携で、食品ロス削減と地域資源の有効活用を目指した「さつまいもあん」を開発しました。この商品は、行方市を代表する農産物であるサツマイモの中でも、通常は出荷されないふぞろいのサツマイモを使用しています。品質は優れているものの、見た目の規格外のため、これまで廃棄されてきたサツマイモを、新たな価値を生み出す食材へと生まれ変わらせたのです。

「さつまいもあん」は、その柔らかさと甘みが特徴で、パンやスイーツ、和菓子など、幅広い用途でお楽しみいただけます。家庭での食事から高級料理まで、万能ペーストとして多彩なシーンで活用できます。

産学官連携によるSDGsへの貢献



この商品開発は、地域資源を活用し、SDGsの理念に基づき新たな価値を創出するという共通の目的を持った産・学・官の関係者が連携して取り組みました。立教大学観光学部の学生は、行方市の現状と課題について学び、フィールドワークを通じて「出荷されないサツマイモを価値ある食材として再評価するアイデア」を創出しました。

学生のアイデアは、行方市の外郭団体である一般社団法人行方市まちづくり推進機構と、地域と共に課題解決に取り組む株式会社JCBトラベルが手を組み、実現に向けた検討と関係機関との調整を重ね、自社工房を持つ道の駅いたこの協力を得て、商品化に至りました。

行方市の魅力を発信!



「さつまいもあん」は、ふるさと納税の返礼品として、また、道の駅いたこでも販売されます。行方市は、この商品を通じて、地域の魅力を全国に発信していくことを目指しています。

学生たちの熱意が形に



立教大学観光学部の学生たちは、「商品を企画するにあたって、SDGsに配慮することを意識しました。通常は廃棄されてしまうふぞろいのサツマイモをどう利用するか考え、ペースト状に加工する商品に行き着きました。「さつまいもあん」はサツマイモの旬である秋だけでなく、1年中楽しめる行方市の名産品になってほしいと思います。」とコメントしています。

学生たちの創造性と、地域関係者の熱意が結集し、食品ロス削減と地域資源の有効活用がアイデアから形になり、SDGsの目標達成に貢献します。

行方市の「さつまいもあん」は、食品ロス削減と地域活性化の象徴となる商品です。




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