新ツール「Kanmu Payment Analytics」
2015-03-31 11:29:30

決済データを活用した新しいマーケティングツール「Kanmu Payment Analytics」の登場

株式会社カンム(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:八巻渉)が新たに発表した「Kanmu Payment Analytics」は、決済データを基にした革新的なマーケティングダッシュボードツールです。このツールは、クレジットカード会社向けに設計され、加盟店における決済データを整理し、マーケティングに活用することを目的としています。

従来、クレジットカードの決済データはマーケティング目的での利用を考慮していないため、データ分析には限界がありました。そのため、カード会社や加盟店が効果的にデータを活用することは難しい状況でした。しかし、「Kanmu Payment Analytics」は、独自のアルゴリズムを導入し、オンアス契約のない加盟店を含めた決済マスタデータを生成。これにより、店舗のデモグラフィック情報や加盟店の属性情報などを付与しており、マーケティングデータの分析幅を広げています。たとえば、ペットの損害保険の支払いをしている人はペットを飼っている可能性が高いといった分析が可能になります。

さらに、このデータを基にしたBI(ビジネスインテリジェンス)ツールを実装することで、業界横断的な顧客属性や行動統計情報を容易に参照することができます。これにより、クレジットカード会社や加盟店は、マーケティング戦略の実施が決済データにどのように反映されたのかを検証し、業界内での特性を視覚的に把握できるようになります。

ツールの導入は非常にシンプルです。クレジットカード会社は、個人情報を除いた形で決済データをバッチ処理し、カンムが自動的に処理を行います。これにより、ユーザーはWebを介して容易にデータを閲覧・分析することが可能です。

カンムの「Kanmu Payment Analytics」は、これまで難しかった決済データのマーケティング利用を強力にサポートし、クレジットカード会社や加盟店のマーケティング活動を一新することを目指しています。さらに、カンムは「決済 × アドテクノロジー」をテーマとするマーケティング・テクノロジー企業として、データ解析からマーケティング戦略に至るまで一貫した価値提供にも注力しています。さらに、日本で初めてのCLOベンダーとしても活動しています。

このような新しい取り組みにより、業界全体のデータ活用が進むことが期待されています。

会社情報

会社名
株式会社カンム
住所
東京都渋谷区恵比寿1丁目20−18三富ビル新館4階
電話番号

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