視力測定の新たなスタンダード
株式会社ニデックが2026年4月3日に新しい視力測定機器「オープンフィールドレフラクションシステムPHANTOM」を発表しました。この機器は、眼鏡やコンタクトレンズの度数を決定するための視力測定や屈折度測定を、視界を遮るレンズなしで行える革新的な製品です。
近視問題への挑戦
近年、近視は世界的な社会問題となっており、視力を必要とする人々が増え続けています。2050年には、地球上の約50億人が近視になると予測されており、より良い視力を求める人々の関心が高まっています。視力は生活の質、つまりQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を支える重要な要素であり、その向上は必要不可欠です。
これまでニデックは、視力測定において水平線に浮かぶ気球のマークが象徴的な検査機器を提供し、視環境の向上に寄与してきましたが、PHANTOMはその枠を超え、全く新しい測定体験を実現しました。
視力測定のストレスを軽減
従来の視力測定では、片目ずつしか測定できず、これによって調節やピント合わせ、瞳孔の変化が影響を及ぼす可能性があります。ニデックが実施した調査によると、20~40代の60%以上の回答者が片目を隠した状態での視力測定で「見え方が違う」と感じており、ストレスを感じる原因として「正しく答えなければならない」とのプレッシャーが挙げられました。
PHANTOMでは、他覚的な屈折度測定を片目を隠さずに両目同時に行うため、日常生活に近い状態で測定ができ、より自然な結果が期待できます。また、測定時間も短縮されるため、被検者の心理的・身体的なストレスが軽減されることが予想されています。
多言語対応とセルフ測定の可能性
PHANTOMは、セルフ測定機能や多言語対応も備えており、医療機関や小売店での人材不足、インバウンド需要に対応することが期待されています。この機器により、視力測定の新しいアプローチが広がり、多様なニーズに応じたサービスの提供が可能になります。
ニデックについて
ニデックは、最先端の光学技術に基づく幅広い製品を展開する企業で、医療分野や眼鏡店向け機器などで世界市場に進出しています。開発から販売、アフターサービスまで一貫して行っており、100か国以上に製品を輸出しています。視力測定の分野においてリーディングカンパニーとして、世界の人々が健康で充実した生活を送れるようサポートしています。詳細は
こちらのウェブサイトをご覧ください。
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株式会社ニデック 経営企画本部
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