自己理解を深める新しい取り組み
2025年8月29日、関西学生就職指導研究会は大阪にて夏季研修会を開催し、株式会社haco.の代表である和田美鶴氏が講師として登壇しました。この研修会では、「他者フィードバックの有用性」をテーマに、学生が自分らしさを正確に捉える手助けとなる内容が盛り込まれました。
研修会の目的
本研修は、現代の学生が育ってきた背景を理解し、自己理解を助けることを目的としています。和田氏は、学生たちが直面している環境の違いに着目し、実体験を交えながら他者フィードバックの重要性を解説しました。このアプローチは、学生自身の強みや価値を確認し、それを就職活動に活かすための重要なファクターです。
研修プログラムの内容
講座名
「チームビルディングワークによる自己理解の深耕〜他者フィードバックの重要性〜」
座学パート
研修の第一部では、学生が育ってきた環境について触れ、過去と現在の日本や世界の変遷を学びました。具体的には、誕生から現在までの社会情勢、また学習指導要領の変化(相対評価から絶対評価への移行など)、さらにはSNSの影響について詳しく解説されました。
この知識は、学生自身が自身の背景を理解する手助けとなり、他者との関わり方にも影響を与える重要な要素です。社会情勢や教育環境の変化を通じて、学生たちがどのように成長しているのかを知ることができたというコメントも多く寄せられました。
体験パート
第二部では、実践的なチームビルディングを行い、学生同士が互いに他者フィードバックを提供し合うワークショップが行われました。ここでは、企業でも使用されるチームビルディングゲームを用いて、参加者が自分の役割や他者からどのように見られているかを理解する機会となりました。
参加者からは、今回の体験を通じて自分の未発見の側面を知り、今後の就職活動に活用したいとの声が多く上がりました。このような実体験は、学びの場でなかなか得られない貴重な経験で、参加者の満足度はなんと98%に達しました。
参加者の反応
多くの参加者が、現代の学生に関する傾向をリアルに感じ取り、SNSの影響や親世代の価値観についての理解が深まったと語っています。また、チームビルディングを通じた自己発見の場は、普段の生活では得ることが難しく、このような機会を学生たちにも体験させたいという意見も多数ありました。
学校向けプログラムの紹介
株式会社haco.は、学校ごとの特性やニーズに応じたオリジナルのプログラムを提供しています。「自己認知」や「キャリア観形成」に焦点を当てたキャリア形成プログラム「Cue!!」や、小規模なテーマ型の学内イベント「WAK-ARU」など、学生にとって有意義な体験を提供することを目指しています。
興味のある学校関係者は、ぜひ気軽にお問い合わせください。
今後も、関西学生就職指導研究会や株式会社haco.の活動から目が離せません!