昭和の名曲に秘められた物語
7月16日(水)の夜8時から、BS日テレにて放送される音楽番組「そのとき、歌は流れた ~時代を彩った昭和名曲~」。この番組では、昭和の名曲がどのように人々の心に響いてきたのか、ゲストとして登場する石井明美、天童よしみ、山川豊という3人の歌のレジェンドがそれぞれの秘話を語ります。
昭和の音楽界を彩った名歌手たち
この放送は、昭和時代に多くの人に親しまれた名曲を振り返り、その背後にある世相やエピソードにも焦点を当てています。来る放送では、懐かしの名曲を生み出したアーティストたちがどのようにしてその曲と出会い、思い入れを深めていったのかを伝えていきます。
天童よしみの逆境を乗り越えた代表曲
the「道頓堀人情」を歌う天童よしみさん。彼女はかつて、最年少で全日本歌謡選手権のチャンピオンとなりましたが、その後10年以上、ヒット曲に恵まれず故郷の大阪へ戻った時に、この楽曲と運命的な出会いを果たします。自身の経験を踏まえた歌詞が多くの人々に力を与える逸話を語ります。
山川豊の意外なレッスン
次に登場するのは山川豊さん。彼は整備士からカラオケ大会を経て歌手の道に進むことになりましたが、デビューに向けたレッスン時に意外な指導を受けたことを語ります。「こぶし」を使わないよう求められたことで逆に新たな可能性を見出した彼のデビュー曲「函館本線」の制作舞台裏を明かします。スリリングなエピソードが盛りだくさんです。
石井明美のヒットソング誕生秘話
石井明美さんは、昭和61年の年間No.1ヒット「CHA-CHA-CHA」の制作背景を明かします。初めてのレコーディングでは、全ての歌詞が日本語だった違和感から、制作に難色を示したこともあったと告白。この時のエピソードは、彼女のキャリアにおける転機にもなったでしょう。
豪華ゲストによる昭和名曲カバー
番組では、これらの名曲をカバーする力強いアーティストのパフォーマンスも見どころです。青山新や神園さやか、羽山みずき、ベイビーブーなど、実力派アーティストたちが昭和を代表する数々の名曲を披露します。例えば、「シルエット・ロマンス」や「君をのせて」など、1980年代の名曲が再び新しい形で楽しめます。
名曲の数々と当時の世相
昭和の時代、多くの名曲はテレビやラジオ、商店街の中で誰もが口ずさむ存在でした。それは当時の世相を象徴するものであり、時には自分自身がその歌詞に共感したり、あるいは恋愛に重ねて聴いていたものです。今回の番組では、これらの名曲と、その時代を生きた人々の思いを再確認することで、きっと懐かしさと共感が生まれることでしょう。
この昭和名曲特集を通じて、視聴者は新たな感動と発見を得ることができるでしょう。時代が変わっても変わらない音楽の力を感じながら、心温まるひとときをお楽しみください。