トレイルランナーの声が示す山道の課題と未来
近年、トレイルランニングの人気が高まり、多くの人々が山や自然に親しむようになりました。その一方で、トレイルや山道の環境が荒れている現状も報告されています。このたび、株式会社finetrackが実施した全国のトレイルランナーを対象にしたアンケート調査の結果が発表され、トレイルランナーたちの本音と未来への思いが浮き彫りになりました。
アンケート調査の目的と概要
この調査は、「山や登山道の現状を伝える」「皆と一緒に考える機会をつくる」「finetrackとしてできることを探る」という目的で実施されました。期間は2026年6月10日から7月5日までで、合計1,143名のトレイルランナーから回答を得ました。
課題感を抱えるトレイルランナー
アンケートの結果、実に74%のランナーが、「普段よく行く山域で「荒れている」と感じたことがある」と回答しました。このことから、トレイルランニングの活動において、環境保全が一つの大きな課題であることが浮き彫りになりました。具体的には、「よく行くトレイルで走っていると、荒れた道や危ない道に出会うことが多い」との意見が寄せられています。
トレイルの整備活動に関心
興味深いことに、調査に参加したランナーの約9割が、トレイル整備活動に関心を持っているという結果も見られました。しかし、実際に整備活動に参加したことがある人はわずか12~23%と、まだ少数派ということが明らかになりました。多くのランナーが「自分にも何かできることがあるのでは」と考えているものの、行動には至っていない現状があるようです。
山に対する愛と保全の意識
調査では、トレイルランナーたちが山や環境保全に関して抱く思いも少なくありませんでした。「提供された環境を守り、未来へつなげたい」との意見が多く見受けられ、自らの行動を意識したいという声も多数ありました。特に、スポーツを楽しむ側と自然環境との共存について重視する意見が目立ちました。
今後の取り組みについて
finetrackは、トレイルランナーたちからの意見を反映させ、今後の取り組みを進めていく方針です。山道と環境を守ることはトレイルランナー自身の利益にもつながるため、さまざまな参加型プログラムやイベントを企画し、意識の向上と行動の促進を図る意向を示しています。
まとめ
今回のアンケートは、トレイルランナーが山の未来について考える大切なきっかけとなりました。設問を通じて得られた多くの意見や感想は、環境保全に対する理解を深め、実際の行動につなげる一助となることでしょう。山とトレイルの未来を守るために、私たちに何ができるのか、見つめ直す時が来ています。 finetrackは、今後も山を愛する皆さまと共に、積極的な取り組みを続けていくことを誓います。
詳細なアンケート結果については、finetrackの公式noteにてご覧ください。