ボードゲーム『Systemic』の日本語版がリリース
社会課題解決に向けた新しいツールが登場しました。Systemic Design Club Japanは、英国Policy Labが開発したボードゲーム『Systemic』の日本語版を正式に公開しました。このゲームは、社会の複雑な課題に対してシステム思考を用いて理解を深め、具体的なアクションを生み出すことを目的としています。
このボードゲームは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで公式サイトから無料でダウンロード可能で、幅広い人々に利用されることを目指しています。
システミックデザインとは
システミックデザインは、システム思考とデザイン思考を融合させたアプローチです。現代社会の複雑な課題、例えば気候変動や少子高齢化、地域経済の再編などは、単一の組織で解決できるものではなく、全体から引き出す視点が必要です。Systemic Design Club Japanが提供するこのボードゲームを通じて、プレイヤーは様々な立場に立ちながらこの複雑性に向き合うことができます。
ボードゲーム『Systemic』の特徴
『Systemic』は、プレイヤーが現状のシステムを観察し、理想的な未来を描く一方で、その移行期で何を変えていくべきかを考えるゲームです。プレイヤーは、特定の役割に入り込むことで、誰もが背負う利害や関係性を見つめ直し、社会の変化をどうデザインするかを学びます。ゲームは約2.5時間から4時間で、6から10人で楽しむことができ、協力しながらの対話が重要な要素となっています。
ボードゲームを通じて学べること
1.
関係性のデザイン:さまざまな立場の市民、事業者、行政の担当者等が異なる役割を担うことで、利害や関係性がデザインに与える影響を理解します。
2.
見えない仕組みに目を向ける:情報や資源の流れがシステム変容の鍵であることを理解し、制度の複雑さに気づく力を養います。
3.
具体的なアクション創出:理想と現実のギャップを埋めるために必要なアクションを考える力を身につけます。
体験ワークショップの開催
Systemic Design Club Japanでは、ボードゲームの活用を促進し、参加者同士での共創を図るために、2026年6月2日(火)に体験ワークショップを開催します。このワークショップでは、参加者が異なる立場のプレイヤーとなり、公共の課題に対する具体的なアクションを生み出す機会となります。
- - 日時:2026年6月2日(火)18:30〜21:30(開場18:20)
- - 会場:SCC千駄ヶ谷コミュニティセンター
- - 参加費:1,500円
- - 定員:25名
- - 対象:企業経営者、自治体職員、デザイナーなど
参加には事前申し込みが必要で、Peatixから行うことができます。詳細情報やお申し込みは
こちらから。参加者同士の対話を通じて、新たな視点やアイデアを共有し、社会課題に挑む意欲を高めていきましょう。
Systemic Design Club Japan について
Systemic Design Club Japanは、システミックデザインの普及と実践の場を提供するコミュニティです。研究と実践を行き来しながら、幅広い知見を集め、高めていくことを目指しています。システム思考を用いたデザインの可能性を探り、地域や社会に活かしていく活動が期待されています。公式サイトでの情報発信も行っているので、ぜひ訪れてみてください。
公式サイト:
Systemic Design Club Japan