高齢者向けパン
2026-01-20 12:36:29

パン業界初のJAS規格取得!高齢者向け「おばあちゃんぱん」とは

パン業界初のJAS規格取得!高齢者向け「おばあちゃんぱん」とは



東京都品川区に本社を置く株式会社しながわ街づくり計画が、2025年11月28日に新商品「おばあちゃんぱん」を通じて、パン業界で国内初の「そしゃく配慮食品のJAS規格」を取得しました。この規格は、特に高齢者や噛む力の弱い方に配慮した食品を提供するためのもので、2026年春からの販売が予定されています。

商品開発の背景と取り組み



日本の高齢化が進む中、同社は食品開発力を駆使し、誰もが安心して美味しい食事を楽しめるように、このパンの開発に取り組みました。製品開発から認証取得までの道のりは約3年にわたり、着実に進行した結果、「おばあちゃんぱん」はJAS規格認証を獲得しました。

一般的に、「ユニバーサルデザインフード(UDF)」が広く利用されていますが、JAS規格は国が設定した公的な基準です。具体的には、食品の固さや原材料の安全性、製造工程、品質管理の全てにおいて厳格な基準が求められています。このため、同社は自社の管理体制を高い水準で維持し、顧客に安心して食べていただける製品を提供することに努めました。

JAS規格の概要



「そしゃく配慮食品のJAS規格」は、2016年から運用され、食品の固さを4段階に分けて明確に表示しています。具体的には、1.容易にかめる、2.歯ぐきでつぶせる、3.舌でつぶせる、4.かまなくてよい、というレベルが設けられています。「おばあちゃんぱん」はこの規格に則り、高齢者が安心して食べられるパンとしての評価を得ています。実際、2025年12月時点でこの規格を取得している企業は4社のみとなります。

今後の展望と活動



「おばあちゃんぱん」は、単なる商品提供にとどまらず、嚥下障害に関する啓発活動や、社会的なイベントへの参加を通じて、より多くの人々のQOL(Quality of Life)向上に寄与することを目指しています。発売に先立ち、都内の高齢者施設や病院で無償配布を行い、実際の利用者からのフィードバックを得て、さらなる品質向上に努めます。

食品開発のこだわり



このパンのコンセプトは「自分のおばあちゃんに買ってあげたくなるパン」。一般的なパンとは異なり、飲み込みやすさや嚙み切りやすさに重きを置いているのが大きな特徴です。また、高齢者が不足しがちな栄養素を考慮し、豆乳やメイプルシュガーを利用するなど、栄養面への配慮もなされています。このように、製造過程にも手間を惜しまず、熟練した職人が一つ一つ丁寧に作り上げています。

今後、「おばあちゃんぱん」は2026年春からの販売を開始し、老若男女を問わず、多くの人々に愛されるパンとなることが期待されています。

代表取締役の佐藤亮太氏



佐藤亮太氏は1984年生まれで、現41歳。高校卒業後は人力車の会社に就職、その後株式会社リクルートで飲食店の販促事業に5年携わりました。「自分の育った街をもっと素敵に」との思いから2010年に株式会社しながわ街づくり計画を設立。商業活性化や防災事業に関与し、2015年にはKAIDObooks&coffeeを開業しました。ここでは著名人も手土産に選ぶ「生スコーン」が人気を博し、最近では全国の百貨店でも販売されるようになりました。

東京都品川区の「おばあちゃんぱん」は、今後の高齢者向け食品市場に新たな風を吹き込む存在となるでしょう。ここで得られた成功が、他の業界にも広がることを期待します。


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会社情報

会社名
株式会社しながわ街づくり計画
住所
東京都品川区北品川2-3-7丸屋ビル103 KAIDO
電話番号
03-6404-6388

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