オリスジャパン株式会社は、創業121周年を迎え、独自のスタイルを持つ機械式時計ブランドとしてさらなる展開を行っています。最近、同社は「Oris Tomo」パートナーシップの開始を発表しました。これは、自社の新しいブランドパーパスとバリューを共有する各分野の優れた人々とのコラボレーションを通じて、社会にポジティブな影響を与えることを目的とした取り組みです。2025年4月、オリスは新たなブランドパーパスを明確にしました。その内容は「人々を笑顔にする(Make People Smile)」というシンプルながらも深い意味を持つものです。このブランドパーパスを支えるために、オリスは次の三つのブランドバリューを掲げています:
・コミットメント(Commitment): 常に責任を持って行動し、独立した精神を貫くこと。
・好奇心(Curiosity): 新たな発見を恐れず、自らの創造性を信じること。
・コミュニティ(Community): すべての活動において「人」を中心に据え、共有する情熱を持つこと。
この「Oris Tomo」パートナーシップでは、各分野で活躍する三名のパートナーを選定しました。彼らは、オリスが掲げるブランドの理念を体現し、共に社会に影響を与える存在となることを期待されています。
まずは、ピアニストの西川悟平さん。彼は大阪府出身で、15歳からピアノを始めました。努力の末、アメリカへ渡り、カーネギーホールなどでの演奏で名を馳せた世界的なピアニストです。彼は音楽を通じて、人々に希望と笑顔を届けています。「Orisの時計には、その美しさと機能性がありながらも、人々を笑わせるための理念がしっかりあることが魅力です」と語り、今後のコラボレーションに大きな期待を寄せています。
次に紹介するのは、真田将太朗さん。彼は若手画家として、独創的な時間や重力の解釈をテーマにした「新しい風景」を描くクリエイターです。大学在学中から賞を受賞するなど、実力を認められ、今後が楽しみなアーティストです。彼は「ありのままの時間を意識することは、自分自身との対話でもあります」と語り、オリスの時計製造の伝統と革新を広めていきたいと考えています。
最後に、織戸茉彩さん。彼女は女性レーサーとして活躍し、モータースポーツ界においても注目を集めています。自身の活動を通じ、車の楽しさを広め、次世代へその魅力を伝える役割を果たしています。「時計は車と同様に、私たちの生活に欠かせない存在です。Orisの時計を愛用し、これからその魅力を伝えていくことを楽しみにしています」と期待を寄せています。
オリスジャパンの代表取締役社長、ロベルト・プレイタヴィノ氏は、このパートナーシップに対し、「自分の道を信じて活躍する皆様と共に歩むことができ大変嬉しいです」とコメント。西川氏の実績、真田氏のアート、織戸氏のメッセージが一つに融合し、Oris Tomoが生み出す影響力を期待しています。今後、オリスジャパンはこのパートナーたちとの活動を通して、時計の魅力を広め、新たな展望を開いていくことでしょう。