おでかけエンタメアプリ「プラリー」が新たにPlaytimeを導入
最近、モバイルアプリ広告プラットフォームであるadjoe GmbHは、おでかけエンタメアプリ「プラリー」に画期的な広告マネタイズソリューション「Playtime」を導入しました。この施策によって、収益が他のオファーウォールと比較して最大12倍に達したという驚くべき結果が報告されています。
プラリーとは?
プラリーは、2024年2月にリリースされたばかりのアプリで、ユーザーは日常の移動やチェックイン、デジタルスタンプラリーなどを通じてポイントを貯めていきます。集めたポイントはVポイントやPontaポイント、さらにはAmazonギフトカードなど、多様な特典と交換可能となっています。また、アプリに合わせて展開されるカプセルトイ「プラポン」を通じて、リアルな報酬も得ることができます。これにより、外出がより楽しめるだけでなく、お得な体験を提供しています。
導入の背景と課題
「プラリー」は単なるポイント獲得だけでなく、ユーザーが外出するきっかけを作ることにも重点を置いています。しかしながら、移動を前提とするサービスであるため、悪天候時にはユーザー数や収益が大きく影響を受けるという問題が残っていました。特にARPU(ユーザーあたり平均収益)が天候に左右されやすく、安定した収益基盤を築くことが急務とされていました。
そこで、「Playtime」はアプリのコンセプトを保ちながらも、屋内でも楽しめる体験を提供できる可能性を見出され、導入が決定されたのです。
Playtime導入後の効果
Playtimeを導入した結果、これまで利用していたA社とB社のオファーウォールに比べて、ARPDAU(ユーザーあたりの1日の平均収益)はそれぞれ約4倍および12倍もの数値を記録しました。また、これにより全体の売上を約13%上昇させることにも成功しました。特筆すべきは、悪天候の際にも収益の安定を図ることができた点です。
評価と今後の展望
ジオフラ株式会社の副社長、犬飼敏貴氏は「移動とエンターテインメントを融合させ、人々が集まるきっかけを創り出す」ことを企業理念として掲げており、Playtimeの導入当初には懐疑的な意見もあったとのこと。しかし、実際に導入してみることで、移動中や悪天候で外出が困難な状況でも、ユーザーに楽しい体験を届けることができたと述べています。
これからも、Playtimeはユーザーに即時かつ継続的な報酬を提供し続けることで、顧客のリテンション率を高めていくことでしょう。
Playtimeの詳細
Playtimeは、ゲームを通じて得られる報酬に特化したアプリ用の広告マネタイズソリューションです。ファーストパーティデータと最新の機械学習技術を活用し、ユーザーが興味を持つアプリゲームのオファーだけを表示します。これにより、高いエンゲージメントと継続率を実現しつつ、長期的なリテンションを維持することが可能です。
まとめ
「プラリー」がPlaytimeを導入したことにより、収益が飛躍的に向上するだけでなく、ユーザーエクスペリエンスも新たな次元へと進化しました。これからの展開に目が離せません。