ハイヒール・プロジェクト
2022-09-14 16:19:47

ナブテスコが片山真理氏のハイヒール・プロジェクトに協賛し社会貢献を推進

ナブテスコが片山真理氏の「ハイヒール・プロジェクト」に協賛



ナブテスコは、アーティスト片山真理氏が主催する「ハイヒール・プロジェクト」に協賛することを発表しました。片山氏は、手縫いで制作する独特のオブジェを使用したセルフポートレイトを得意とし、国際的な舞台でも高い評価を受けているアーティストです。彼女はこのプロジェクトを通じて、義足を使う人々のための「選択の自由」を訴えています。

ハイヒール・プロジェクトとは


「ハイヒール・プロジェクト」は、義足を使用する片山真理氏が、自らが望むハイヒールとそれに対応した義足を製作し、講演会やライブショーのステージに立つことで「理想を抱く自由」を広めることを目的としています。このプロジェクトは、2011年から始まり、2022年には第二弾が始動しました。

第二弾では、イタリアの高級シューズブランド・セルジオ・ロッシが参加し、VOGUE JAPANとのメディアコラボレーションを通じて、プロジェクトにかかわる多くの専門家や当事者と共に「選択の自由」や福祉、身体の可能性について考える機会を作ることが目指されています。

「ハイヒールがあなたにとって特別な選択肢になるように」という思いを掲げ、全ての人が自分らしく生きることを応援しようとしています。

ナブテスコの取り組み


ナブテスコは、快適な移動や生活空間の実現を目指し、独自の福祉機器を提供してきました。1993年には、世界初の電子制御義足膝継手を開発し、その後も安全で安心な使用ができる製品の開発に取り組んできました。今回の協賛により、最新の電子制御義足膝継手「ALLUX2」を提供し、片山氏からフィードバックを受ける機会を得ることが期待されています。

ナブテスコは、「事業を通じた社会課題の解決」への取り組みとして、障がいを持つ方が社会に参加しやすくなる環境作りに貢献していく方針です。

片山真理氏の背景


片山真理氏は1987年群馬県出身で、2012年に東京藝術大学大学院を卒業後、様々なアート活動を展開しています。彼女は手縫いのオブジェやペインティングを駆使し、多彩な作品を創作するアーティストであり、歌手、モデル、講演者、作家としても幅広く活動しています。主な展示には、2022年の「MARI KATAYAMA AT KAUNAS PHOTOGRAPHY GALLERY」(リトアニア)や2019年の「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ」などがあります。

ALLUX2の特徴


ナブテスコが開発した「ALLUX」は、世界初の四軸油圧電子制御膝継手です。この技術により、義足装着者は歩行中に自動で抵抗を調整できるため、より自然な動きが可能になります。さらに、2020年に発売された「ALLUX2」では、専用アプリを利用することで、使用環境に応じた設定変更ができ、さらなる快適性を追求しています。

ナブテスコの企業姿勢


ナブテスコは2003年に帝人製機株式会社と株式会社ナブコが合併して設立された企業で、モーションコントロール技術に優れた機械部品メーカーです。産業界でのシェアも高く、福祉器具の分野でも義肢装具や抑速ブレーキユニットを提供し、社会貢献に努めています。今後も、片山真理氏との協力を通じて、より多くの人々に「自分らしさ」を提供し続けることでしょう。

会社情報

会社名
ナブテスコ株式会社
住所
東京都千代田区平河町2丁目7番9号 JA共済ビル
電話番号
03-5213-1134

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。