新たな医療の選択肢、ココロミルの「eclat」
株式会社ココロミルが開発したホルター心電計「eclat」が、2024年11月1日より保険適用となることが発表されました。この商品は、医療従事者の負担を減らすと同時に、患者にとっても高い利便性を提供することを目的としています。
「eclat」の特徴
医療機関にとってのメリット
1.
管理コストの軽減: 「eclat」はディスポーザブル(使い切り)タイプであるため、機器の修理や保守が不要です。これにより、管理コストを大幅に削減でき、紛失のリスクも最小限に抑えることができます。
2.
長期計測が可能: 最大7日間という長時間にわたる計測が可能なため、詳細な心電図データを取得できます。これは特に心疾患の早期発見や診断に有効です。
3.
データ解析サポート: 患者から得られたデータは、医療従事者である臨床検査技師や医師が解析します。このサポートにより、医療従事者の負担が軽減されることになります。
患者にとってのメリット
1.
通院の負担軽減: 初回の診察で計測器を貼って、その後は郵送することで機器の返送が可能です。これにより、患者の通院回数を減らすことができます。
2.
即時検査が実現: 中古機器に頼らず、すぐに検査を開始できるため、患者を待たせることがありません。
3.
入浴が可能: 「eclat」は計測中でも入浴が可能で、患者の日常生活に対する影響を最小限に留めます。
肌にやさしい設計
長時間の心電図の計測では、貼付部分が剥がれたりかゆみが生じることが問題視されています。そのため、「eclat」では不織布を使用し、肌への優しさと強力な粘着力を兼ね備えた設計が施されています。
「eclat」のネットワーク
保険適用となった「eclat」の概要は以下の通りです。
- - 販売名: エクラ
- - 一般的名称: 長時間心電用データレコーダ
- - 認証番号: 306AFBZX00067000
- - クラス分類: 管理医療機器特定保守管理医療機器
- - 保険適用開始日: 2024年11月1日
今後の展望
株式会社ココロミルは、患者やその家族、医療従事者に対してさらなる貢献を目指し、「eclat」の迅速な販売体制を整える考えです。この新しいホルター心電計の普及を通じて、心疾患の早期発見や治療の質向上に寄与できればと期待しています。
会社情報
株式会社ココロミルは「病気で後悔しない社会へ」というミッションを掲げ、ウェアラブル心電計による「ホーム心臓ドック®」などを提供しています。健康状態を可視化し、健康寿命や生活の質を向上させることを目指しています。
- - 代表取締役社長: 林 大貴
- - 本社所在地: 東京都新宿区
- - 設立: 2021年11月
- - 事業内容: ヘルスケア及び臨床研究事業
詳しい情報は公式サイト
ココロミル をご覧ください。