モンストグランプリ2016
2016-09-26 15:00:06

日本最大のeスポーツイベント「モンストグランプリ2016」決勝大会の熱戦を振り返る

モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ決勝大会



2016年9月25日、幕張メッセ国際展示場にて、日本最大のeスポーツイベント「モンストグランプリ2016」が開催されました。この大会は、人気スマホアプリ「モンスターストライク」(通称:モンスト)を使用した最大のチーム戦であり、賞金総額は驚愕の5,000万円に達します。

イベントは盛況のうちにスタートし、同日に行われた当日予選を含む計16チームが頂点を目指しました。各地での熱戦を経た15チームがすでに決勝行きの切符を手にし、当日の予選を勝ち抜いた1チームが加わる形で、白熱の決勝大会が始まりました。

大会開始前から会場は熱気に包まれ、実況を担当するテルーマンさんや解説者、応援団長のターザン馬場園さんのコメントが会場をさらに盛り上げました。試合の前にファンたちの優勝予想も行われ、「かやもんですが?」が一番人気という期待が寄せられました。

舟橋スタジアムを活用した熱戦は、観客を引き込む迫力満点の戦いとなりました。各チームは地方予選を勝ち抜いてきた精鋭たちであり、当日予選を突破した「ストイック」も加わったことで、全16チームが繰り広げるバトルは目を見張るものがありました。

準々決勝、準決勝を経て勝ち残った4チーム、「(笑)獣神亭一門」、「平成の開国スクラッチ」、「AGO Japan」、そして「今池壁ドンズ」が決勝の舞台に挑みます。ここでも、各チームの技術と戦略が存分に発揮され、特に「今池壁ドンズ」はその圧倒的な安定感で準決勝を突破します。

優勝をかけた激戦



優勝賞金は2,000万円。決勝戦では「(笑)獣神亭一門」と「今池壁ドンズ」が激突しました。リーダーたちの意気込みを受け、緊張感漂う中、試合が始まります。

第一戦では、「今池壁ドンズ」が序盤からリードを保ち、見事に勝利を収めます。その迅速かつ正確なプレイには観客も驚愕し、「まるで機械のようだ」との感想が上がりました。

第二戦も同様に、ミスのないプレイを貫く「今池壁ドンズ」が冷静さを保ちながらリードを拡大。その結果、二連勝を果たし、見事な優勝をつかみ取ることとなりました。リーダーは「応援のおかげで勝てた」と感無量の面持ちで喜びを表現しました。

大会の最後には、XFLAGスタジオの総監督である木村弘毅さんが登場し、「今池壁ドンズ」のプレイを称賛しました。彼は「まるでアニメのようだった」と述べ、観客や選手が共に熱狂した光景に感動を覚えたと語りました。

スポーツと娯楽の融合



この大会は、単に競技が行われるだけでなく、多くの人々が一つのゲームを通じて集まる場所でもありました。選手たちは互いの健闘を称え、終了後は笑顔で交流する様子が印象的でした。お互いにとって、忘れがたい経験となったことでしょう。

「モンストグランプリ2016」は、今後のeスポーツイベントのデファクトスタンダードとなることを期待させる成功を収めました。来年の大会が待ち遠しいですね。

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会社名
一般社団法人 e-sports 促進機構
住所
東京都中央区日本橋茅場町1-9-2稲村ビル3F
電話番号

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