オフコン資産の未来
2025-10-21 15:28:50

中小企業向けオフコン資産のクラウド再構築支援サービス開始

オフコン資産を未来へ



スリーアールグループは、中小企業が長年依存してきたオフコンシステムの保護と未来への移行を支援する新サービスを発表しました。2025年10月より開始されるこのクラウド再構築支援サービスは、販売管理や在庫管理などの重要な業務を支えてきたオフコンの資産を、業務ノウハウを維持しつつ、最新のクラウド環境へ移行することを目的としています。

オフコンの現状と課題



日本の多くの中小企業では、富士通やNEC製のオフコンが依然として業務を支えています。しかし、これらのシステムは製造メーカーの保守が終了し、技術者も高齢化が進んでいるため、安定した運用が困難になっています。また、クラウドとの連携が難しいことから、業務ノウハウを失うことに対するジレンマも生じています。これを受けて、スリーアールソフトウェア株式会社は「業務を捨てないマイグレーション」という新たな選択肢を提案します。

新サービスの特徴



本サービスでは単にオフコンの業務プログラムをクラウドに移すだけではなく、次の手順を通じて業務知識を継承しながら再構築されています。

1. 稼働資産の可視化:まず、既存のプログラムや帳票、データ構造を自動解析し、機能や依存関係を文書化します。
2. 必要・不要機能の選別:業務ヒアリングを通じて、現行機能を精査し、最適化を図ります。
3. 再構築:その後、クラウド上に最適化されたアーキテクチャで、自社専用システムとしてスクラッチ開発を行います。

これにより、移行後のシステムは、LaravelやReact、Vue.jsなどのモダンな技術を使用し、AWSやMicrosoft Azure、さくらインターネットなどの信頼性の高いクラウド環境で運用されます。

価値の創造



このサービスの最大の特徴は、既存の業務ノウハウを失わずに新しいシステムに移行できることです。運用されない機能を整理し、コストを最適化することで、シンプルで使いやすい構成が実現されます。また、段階的に移行できるため、全体を停止することなくモジュール単位での置換が可能です。オープン技術基盤により、将来的なDX(デジタルトランスフォーメーション)やAIとの連携への拡張も容易です。

今後の展開



スリーアールソフトウェアは今後、富士通の「PRO/IV」やNECの「EXAM」といった主要オフコン資産の解析テンプレート化を進め、全国各地の中小企業や地域SIerとの連携によって、レガシー資産の再構築プラットフォームを提供することを目指します。

この新サービスを通じて、過去のオフコン資産を未来の競争力に変える手助けをしていきます。

会社情報



スリーアールグループは福岡を拠点とする総合商社で、国内外に拠点を持ち、「変化に対応し、挑戦を続ける」姿勢で様々な事業を展開しています。特に、工業や医療機器の開発、再生可能エネルギーなど、多岐にわたる領域で活動しています。

地域に根ざした企業や団体と連携し、共創モデルを築き、新たなビジネスインフラを構築することで、スリーアールグループは社会に新しい価値を提供し続けます。

詳細情報は、スリーアールソフトウェアの公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
スリーアール株式会社
住所
福岡県福岡市博多区東光2-8-30高光第一ビル2階
電話番号
092-441-4056

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