新プラットフォームLeapnet
2025-07-29 13:26:33

AI insideが新たなビジネスチャンスを切り開くLeapnetのEA版を始動

AI insideが新たなビジネスチャンスを切り開くLeapnetのEA版を始動



AI inside株式会社が、企業が自らの知見を基にAIエージェントを構築できるプラットフォーム「Leapnet」(リープネット)のEA(アーリーアクセス)版を発表しました。この新しいプラットフォームは、企業にとってのAIの利用方法を根本的に変える可能性があります。導入の手間を省き、手軽に自社の業務プロセスにAIを活かすことができる点が大きな特徴です。

Leapnetの背景と提供開始の意図



汎用人工知能(AGI)が目前に迫る中、AI技術の進展により、企業の知的労働は自動化され、製品やサービスが再定義されています。このような状況の中で、企業のAI活用の焦点は「どのようにAIを事業に組み込んで価値を生み出すか」に移行しています。そこで、AI insideは、従来のサービス「Heylix」や「AnyData」を統合し、企業が自社の知見を活かしてAIエージェントを開発できる「Leapnet」を提供することにしました。

このプラットフォームを利用することで、企業はAIを取り入れた事業開発を効率的に進めることが可能になります。Leapnetによって、AI実装とデータの構造化を一元化し、企業価値の向上や持続的な変革を支援します。

Leapnetの特徴



Leapnetには、以下のような特長があります:

1. マルチモーダルLLM
AI insideが独自に開発した「Polysphere」により、生成、要約、分類、抽出などの多様な知的処理を実行できます。モデルの学習や事前チューニングは不要で、LLMネイティブな開発が行えます。

2. マルチモーダルRAG対応
PDF、CSV、画像、音声、動画など、様々なデータ形式を取り込むことで、社内ナレッジを利用したAIエージェントや自然言語による質問応答が可能になります。

3. ノーコードAIエージェント構築
業務タスクを自然言語で指示するだけで、ノーコードでAIエージェントを構築できます。これによりインフラの構築やモデル管理の手間を省き、迅速に自社業務に組み込むことができます。

ユースケースの広がり



Leapnetは、さまざまな業種・業務領域におけるAIビジネス化を可能にします。たとえば、SI・ITコンサルティング企業では顧客固有のナレッジをAI化し、保守とサポートの自動化により新たな収益を生成します。BtoB SaaSやアプリ開発企業は自社プロダクトにAIエージェントを組み込むことで、ARPU(平均顧客単価)を向上させることができるでしょう。

また、BPO事業者は業務AIをAPI提供することで、内製化支援を行い、外販を通じて二重の売上源を確保することができ、製造業では過去マニュアルの検索AI化により、現場保全を迅速化しながら新事業化を推進できます。

今後の展望



AI insideはLeapnetを通じて、AIプロバイダーとの新たなアライアンスを拡大し、共創パートナーとの取り組みを加速していく方針です。分散GPUノード「AI inside Cube」の全国展開を進め、公共性の高いAIインフラネットワークを形成します。さらに、「Leapnet」上で構築されたAIソリューションやAPIのマーケットプレイスを開放し、企業間でのAI資産の流通と再利用を実現することで、誰もがAIを作り出し、提供し、収益を得られる社会を目指します。

代表取締役CEO 渡久地 択のコメント



渡久地社長は、「AIは今や『開発するもの』ではなく、企業の知から生成されるものです。Leapnetを活用すれば、社内に蓄積された知見を即座にAIエージェントとして展開できます。このようにして生まれたAIを効率化にとどめず、収益を生むプロダクトとして外部に提供することが重要です」と語っています。彼は、企業が自らの知を価値に変換し、新たな事業と収益を生み出せる可能性を強調しました。

Leapnetに関する最新情報



Leapnetに関する情報や正式版の提供開始に関する通知を希望される方は、公式サイトから事前登録することが可能です。現在、EA版は一部のユーザーに限定して順次提供が開始されています。AI inside株式会社は、生成AIや大規模言語モデルの研究開発を推進し、多くの企業に導入実績を持っています。これからも知とAIの共創に注力し、社会に新しい価値を提供していく所存です。


画像1

会社情報

会社名
AI inside 株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷3-8-12渋谷第一生命ビルディング4階
電話番号
03-5468-5041

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。