フリーランスの正社員化
2024-07-11 09:40:44

フリーランスの正社員化を支援する「トランジション採用」とは?メタップスホールディングスが新たな採用手法を提唱

フリーランスの正社員化を支援する「トランジション採用」とは?



人材不足が深刻化する中、企業はさまざまな手段を駆使して人材確保に努めています。特にITエンジニア、中でもニーズの高いミドル層は、正社員だとアルムナイ採用やリファラル採用が中心となっています。そのため一般的な転職市場にはあまり存在しておらず、これまでその穴を埋めていたのがフリーランスでした。

フリーランスと企業のマッチングサービス「re:shine(リシャイン)」を提供するメタップスホールディングス(渋谷区、代表取締役社長 山﨑祐一郎)は、この度「有料職業紹介事業」の許可を取得しました。これにより、企業は「re:shine」に登録するフリーランスを社員として採用することが可能になります。

同社では、これを「トランジション採用」と名付け、採用手法の新たなスタンダードとして推進していきます。

「トランジション採用」の背景



企業は人材不足を背景に、従来の正社員採用に加え、新たな採用手法の導入を検討しています。一方、フリーランスにおいても、ライフステージの変化などをきっかけに社員に戻ることを検討する人が一定数存在します。

「re:shine」では、企業・フリーランス双方にとっての新たな選択肢として、「トランジション採用」を提唱しています。

「トランジション採用」とは?



「トランジション」とは、「移行」「過渡期」「変化」といった意味で、人事領域では、キャリア発達の過程においてステージごとに期待される新たな役割への転換などの意味で使われています。

「re:shine」では、フリーランスとして働く人がライフステージの変化などをきっかけに人生やキャリアを見直し、社員として働くことを選ぶことも「トランジション」であると考え「トランジション採用」と名付けました。

フリーランスを正社員として採用することは、企業・フリーランス双方にとって、採用手法や働き方の選択肢が広がることに加え、入社後のミスマッチが少なくなるというメリットがあります。さらに企業にとっては、正社員化を視野に入れることができるため、フリーランス活用へのハードルが下がることも期待できます。

従来の正社員採用では「正社員を希望する」母集団から人材を確保するのが一般的でした。一方で「トランジション採用」は、フリーランスとして活躍する人の中から、正社員化の可能性もある「潜在層」とつながることで、高いスキルと経験を兼ね備えた新しい層へアプローチすることが可能になります。

「re:shine」が取り組むこと



「re:shine」では、「トランジション採用」を採用手法の新たなスタンダードとして推進していくために、フリーランスから正社員として採用した場合に企業側からいただく手数料を、業界最安値(当社調べ)に設定します。

フリーランス業界において、フリーランスの正社員化は要望があった場合に都度対応するという形でこれまでも行われてきましたが、その際の料金は「違約金」や「紹介手数料」として200~300万円が相場でした。「re:shine」では、1名あたりの上限を120万円とし、さらに業務委託期間に発生した利用料(フリーランス請求額の5%/月)を差し引くことで、業界最安値を実現します。

まとめ



「re:shine」は、フリーランスの活動を支援するワーキングプラットフォームとして、「トランジション採用」という新たな仕組みを提供することで、フリーランスの働く選択肢を増やし、企業の事業推進や成長に貢献していきます。


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