格闘家としてだけでなく、社会貢献活動にも力を入れる武尊が、7月20日(土)に東京都青梅市にある児童養護施設、砂町友愛園養護部を訪問しました。この日の訪問は、武尊が7代目タイガーマスクとして取り組んでいる活動の一環であり、地元の子どもたちと直接触れ合う貴重な機会となりました。
訪問時、施設の職員から子どもたちの状況や施設について詳しい説明を受けた武尊は、「今日会う子どもたちに少しでもパワーを与えたい」と意気込みを語り、キックボクシングを通じて新しい刺激を届けたいと考えていました。
そして、子どもたちの前に姿を現すと、温かい拍手に迎えられ、ホワイトボードには武尊とタイガーマスクのイラストが描かれ、和やかな雰囲気が広がりました。昨年のクリスマスにプロジェクトで行ったイベントについて、感謝の言葉も寄せられ、子どもたちとの絆が感じられました。
トークセッションでは、武尊が子どもたちに夢を持つ重要さを伝え、個々の努力や困難を乗り越えるための話をしました。「格闘家になりたい」と夢を語る子どもも現れ、武尊の言葉が彼らに影響を与えたことを伺わせます。
キックボクシング体験の時間には、手本としてパンチの打ち方を教え、子どもたちが見よう見まねで体を動かしました。初めてのパンチを体験した子どもたちの笑顔は、会場を明るく照らしました。武尊がミットを持って一緒に体を動かす中、子どもたちの楽しそうな様子が印象的でした。
また、武尊は自らキックを披露し、その威力に会場はどよめきました。最後のプレゼントセッションでは、7代目タイガーマスクのタオルとステッカーを手渡し、施設には使用したミットとグローブ、武尊の著書『ユメノチカラ』を寄贈しました。お別れの際には、タオルを掲げて記念撮影を行い、楽しい時間を共有しました。
訪問を終えた武尊は「砂町友愛園養護部さんを再度訪問したい」と語り、今後も東京や日本各地の児童養護施設との交流を続けることを期待していました。子どもたちに会うことで自身もパワーをもらえることを楽しみにしていると話し、これからの活動への意欲をも伺わせました。